fukinfukinのブログ

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日記・映画感想・雑記・イラストなど・・・

 

 

80点
 
診療時間をとっくに過ぎた午後8時に鳴ったドアベルに女医のジェニーは応じなかった。
その翌日、診療所近くで身元不明の少女の遺体が見つかる。それは診療所のモニターに収められた少女だった。
少女は誰なのか?
何故死んだのか?
ドアベルを押して何を伝えようとしていたのか?
あふれかえる疑問の中、亡くなる直前の少女の足取りを探るうちにジェニーは危険に巻き込まれていく。
彼女の名を知ろうと必死で少女のかけらを集めるジェニーが見つけ出す意外な死の真相とは―。
 
 
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話題になってたから気にはなってた。
監督が誰かも知らなかったけど、あとで納得した。
 
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督の作品は
過去にも結構見ているのを思い出した。
 
「イゴールの約束」「息子のまなざし」「ある子供」
あたりは結構好きだったと記憶。
 
こちらの「午後8時の訪問者」は単にアデル・エネルが
主演と言うことで観た。
 
彼女の演技はやっぱりリアリティがあり見応えがあった。
 
作品がドキュメンタリータッチなこともあって
ちょっと辛気臭く感じたかな。
内容が内容だし、明るさがほとんどない。
(この監督作品はほとんどそうだよね・・・)
 
医者の主人公のジェニー(アデル・エネル)の仕事ぶりが
見ていてしんどかったな・・・
忙しすぎる・・・・(*_*;
ほんで、ジュリアンとの関係って・・・
(過去になんかあった???)
 
気が休まらないうえにあんなことになるんだから・・・
 
斎藤知事みたいに鉄のメンタルでないと無理。(=゚ω゚)ノ
わたしならすぐにうつ病になってるわ…
 
でもなー
私はジェニーがあそこまで事件にこだわるという設定が
腑に落ちなかった。
 
あの少女の死に拘り責任を感じるジェニーのことを
残念ながら私は冷めて眼で見てしまった…
彼女には自己防衛心がないのだろうか・・・と。
実際かなり危なっかしいことになってたし。
(私は冷たいのかな)
 
防犯カメラに残された少女の顔をみて
その子が誰で、ちゃんと遺体を家族の元へ・・・と
ジェニーがあそこまで必死に行動する流れにするのなら
事件の前にせめて一度でも道ですれ違って印象に残っていたとか
名前は知らないけど、なにかちいさな接点が過去にあってこそ
 
カメラに映った少女を見て
「あ、この子!!!」とジェニーが思う・・というのなら
ジェニーの行動に納得した気がする。
 
だいたい診療時間を1時間も過ぎてたわけだし、
そもそもその事件の真相も、結局「ああ、そういうことね」
って感じな上に
命を狙われて逃げてる訳でも
なかったんだよね??
その辺りが??って思ったのよ。
 
(「サンドラの週末」とこの監督だったこの作品観た後に
知った。
未見だけど、ストーリーのあらすじを読む限り
「なんじや??このストーリーは??!」
って思ったから観てないんだよねー。)
(*´-`)
 
医者と言う仕事も、国や土地柄で差があると思うけど
医者そのもののスタンスと言うのも
大きく違うんだろうな・・とか思いました。
 
お医者さんの友人や知り合いがいないけど
看護師さんなども
真面目に仕事に当たってる方たちにはほんと精神世界が
自分とは人間性?が違い過ぎて・・・・
尊敬もあるけどいろんな意味で、遠巻きで見てしまう私がいます…
 
 
こちらが本家なのです…↓