今日は私が長く続けている、エコに関する取り組みを少し話したいと思う。
 
 
ライフセービングを始めて海で活動する機会が増え、一番感じたことは、自然の大きさ、人間のちいささ、である。
海の力強さを目の当たりにし、人間がどんな力をもってしても敵うことのないものであると、強く感じた。
この地球に生きる、一動物としての謙虚さ、自然の力の中で生かされている、と言う心を忘れてはいけないと。
 
しかし、どんどん人の手によって環境は破壊され、海は汚され、
ヒトの生活になくてはならない海が今後どうなり、私たちの生活へ跳ね返ってくるのかと思うと恐くなった。
 
自分にできる事は何だろう。
 
大きな声で呼び掛けること、それも大事だけど、きっと疲れて続かない…
 
生活の中の小さな事でも、環境に悪い事を極力避けるようにする事、それをコツコツ続けることは結果膨大な量になるのではないのか、
少しずつ周囲に伝えて同じ考えの人を増やすことで、積み重なれば大きな力に変わるのではないのか…
 
とアレコレ考えた末に行き着いたのは20代半ばの頃。
 
 
私が一番気を付けたい事は、やはり海を汚さない事。
少しでも良い状態で、後世へ海を残したい。
 
私の取り組みは、石油由来の合成洗剤やプラスチック製品を排水しない事や、プラスチック製品の使用を最小限にする事。
生活の中を見渡すと、台所洗剤、トイレ、お風呂、洗濯と沢山の場所で使われている合成洗剤。
これを止めた。
スーパーでレジ袋をもらうのも止めた。
 
 
掃除や洗濯で変わりに使用するものは、重曹、セスキ炭酸ソーダ、クエン酸、洗濯マグネシウム、アクリル毛糸のスポンジ。
 
セスキ炭酸ソーダは優れもので、
水で薄めてティトゥリー、ペパーミント、ユーカリの精油を混ぜてスプレーとして拭き掃除に使う(トイレは特にコレ!)、
洗濯機を回す時に洗剤と同様に使う、
台所の油落としに使う、
とにかく使えるのでいつもキロ買い!
 
重曹、クエン酸、など用途に合わせて使い分けて、我が家では結婚してすぐに買ったトイレ洗剤やフロ洗剤が使い道を失くし、そのまま(笑)
 
 
それを取り組み初めて20年以上かな。
 
サスティナブル=大きな力となる。きっと。