再び脱藩した又八郎。

今回は藩命令なのに、

またもや用心棒家業にいそしむ。


孤剣―用心棒日月抄/藤沢 周平
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シリーズ一作目より、やや筆が落ち着いた感じ。

でも、又八郎、細谷、たぬきオヤジが元気そうで、

下町の人々も生き生き描かれていて、

本当に、あの頃、

この人たちが生きていたのではないか、

と思ってしまう。


匂い立つような女性の肌も、

暗闇に光る刃も、

男の友情も、女の愛情も、

素晴らしい筆力で描かれている。
藤沢周平、もっと長生きして欲しかった。


古文の授業って嫌いじゃなかった。

そりゃ古語は読みにくいことこの上なかったが、

書いてる話は今も昔も変わりない。


浮世道場 (講談社文庫)/群 ようこ

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群さんも似たような感想を持ってて感激。

鴨長明をいじけ気味と切ったり、

和泉式部をただのお嬢ちゃん扱いしたり。

古典を読んでると、時代は違えども、

夫の事に妻が悩んだり、

悩ましい女性に男が悩んだり、

駆け落ちしてみたら、どうしようもない人だったことがわかったり、

と、まるで今の女性週刊誌を読むようだ。


解体新書のところに出てた、京都の御茶婆…気になる。


あなたにとって家族とは。

そう聞かれると、腕組みして考えてしまう。

先祖から続くDNA。

血がつながった他人。

いつまでも甘えてしまう存在。

うっとうしい意見を言う人々。

かけがえのないもの。

上田義彦写真集 at Home/上田 義彦
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情熱大陸で、そのこだわりっぷりに感動した

カメラ職人上田義彦氏。

桐嶋かれんが奥さんだったとはしらなかった。

美しい人が家族ってどんな気分だろう。

写真を撮らずにはおれない…そんな気分だろうか。


一瞬一瞬を逃したくない。

家族と一緒に過ごす時間が少ないから尚の事。

美しかろうが、美しくなかろうが、

そこにはただ一人の男が大切に思う、

家族がある。
私の家族のおちゃらけたアルバムでさえ、

過ぎた時間を愛しく感じさせる。


同じ時間を共有する個人の集合体を家族というならば、

一緒に仕事をする人も家族だろうし、

すれ違うだけの人も、

地球という星に住む家族といえるかもしれない。


…なかなか全てを愛しくは思えないけど。




なめ子から目が離せない。

フリーライター(と言っていいのか…漫画家だろうに)

らしい仕事のこの本。

色々体験させられてます。


女修行/辛酸 なめ子
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この本でわかるのは、

いかになめ子が笑わないかということ。

パーティーでは

「あなた本当はもっと笑いたいんでしょう?」

とマダムに言われ。

「どうしてもっと笑わないの」

とメイド喫茶でご主人様に捨てゼリフを吐かれ。

友人達との会話でも一人笑わずにいて

場を静かにしたらしいなめ子。


あぁでもそんななめ子だからこそ、

他の人が体験したら女磨きになるところが

女修行になるんだね。


いつまでもそのままでなめ子。

フォーエヴァーなめ子!


年くってるわりに常識がない。

人の家に行くのに、平気で手ぶらで行き、

冷や汗をかいた事がある。

(関係にもよりますな)

おもたせ暦/平松 洋子
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これではいかん。

小心者で見栄っ張り気味な私。

人が知らない、またはもらって目を見張るようなものの

情報をストックしておかなくては!と、読んだこれ。

人にあげる前に、私が食べたいよ。

人に上げる分と自分の分を買いたいよ。

…それよりも、だれかこれを読んで私の所にやっては来てくれぬかと、

この本をおみやげにしようかと思う私である。