彼が学校からいなくなって約2ヶ月
私もだんだん立ち直ってきた頃だったなぁ
新たな男との出会いがあったのは
あれは忘れもしない
池袋東武の屋上でナンパされた(笑
当時 男子校の1年生 私より1つ年下
見た目は郁弥似 背が低いのも似てたな(笑
私の友達の間では 郁弥くんと呼ばれていた
どうやって約束したのか覚えてないけど
私の地元まで来てくれて 2人で会ったんだよなぁ
その時に名前と電話番号が書かれた紙を渡されて
『この人 本気なんだ』 って思った記憶がある
まぁ 『紙を渡す』って行為が時代を感じさせるわな
今だったら簡単にメアド交換で済むんだろうけど
携帯じゃなくて固定電話
メールじゃなくて手紙 って時代だったし
何をするにも手間がかかるというか労力を使ったよね
待ち合わせですれ違っちゃったら
そりゃ大変なことだったよ(笑
余談はこれぐらいにして・・・
じゃあ 付き合いましょう ってことになって
それはそれは 毎日が楽しかった
約束がなくても よく家に遊びに行ってたな
『先に行ってるぞー』 って わかるように
駅に置いてある彼の自転車に
ハンカチを結んだりしてたし
お互い 好きって感情だけだったんだと思う
ほんとピュアだったよ(笑
私が初めて男と体を交わらせたのは彼だった
高校3年の夏か
今の時代じゃ ちょっと遅いのかな
まぁ 十代なんて性欲の塊だから
気持ちいいとか満足とか そんなんあるわけない
だし 相手を満足させるだけのテクなんて皆無だったな(笑
とにかく あの頃はその行為自体が好きではなかった
だから だんだん義務としか思わなくなってしたね
そして あっという間に私は卒業を迎えて
彼の家の近くの会社に就職した
楽しいだけの毎日はなくなってたなぁ
でも 仕事が終わってから
彼んちで家族と晩ごはんを食べたり
彼の友達と私の同期で遊んだりして
それなりに楽しんでたとは思う
でも 彼の様子がおかしいのが
わかっちゃったんだよねぇ
そして ある同期の子の様子がおかしいのも・・・
全寮制の会社だったから
同期のみんなで集まって
夜な夜な話してたんだけど
ある時 様子のおかしい同期に
はっきり聞いてみたんだよね
『彼のこと 好きなの?』 って
そうは思っても 今カノに『はい』とは言えんわな
頑なに 『絶対違う そんなことない!』 って 言ってる同期を見て
その姿が私にはこの上なく見苦しく思えて
『別れたら 付き合いなよ』 って言ってやったさね
その頃は もう彼との仲も冷えきってたけど
女の意地だったのかなぁ
取られるのはやだ! って思ったんだよね
ってか 最後の足掻きって感じだったな
勿論 彼にも問い質すことはあった
彼も同じく 『そんなことない!』 の一点張り
だったのに
密会発覚・・・
あまりにも辛くて 会社には何も言わず
寮の荷物を全て引き払って 実家に戻った
今考えると 社会人としては最悪やん(笑
彼とは もう修復不可能な状態
電話で私からお別れを言った
彼は泣きながら『別れない』 って言ったけど
その後 2人は付き合い始めた
そして 30を過ぎてから彼に言われたんだよねぇ
彼女は一生忘れない女になった とのこと
じゃあ 私は何番目なんだ???