今更ですが、亡き父の形見分けをしました。
先日実家へ雑事のため行った時のこと。
突然母が
「今日大安だから持ってって」
と言い出して、第一弾あっさり終了
娘には、記念硬貨や旧紙幣の新札。
記念硬貨は、1964年の東京オリンピックや1972年の札幌オリンピックなど、古いものも含まれています。
まだ大学の寮にいる娘には話していないのですが、どんな反応するのか少し楽しみです。
そして私は、父の手作りの物を貰ってきました。
写真何か分かりますか
ヤシの実の物入れなんです。
父は船乗りで、外国航路の頃の作品。恐らく60年以上前と思われます。
製作過程を父から聞いた事があり、捨てるのなら私が貰いたいと昨年から母に話していました。
ヤシの実を丸ごと買い、中をくり抜いて乾燥して…かなり手間をかけて製作したと聞きました。
当時まだ責任のある士官ではなかったのでそれなりに時間があり、暇を見つけては丁寧に仕上げた自慢の一品かと思います。
何故知ってるのか
それは母が持ち手を壊した時、珍しく怒っていたからです
その時に、製作過程を知りました。
それまでずっと外国で買ったと思っていた程、本当に丁寧作っています。
下の写真、よく見ると水平をとるため、足の長さや位置を微妙にずらして工夫しています。
お父さん、大切に使うからね
この後第二弾を考えなければならない。
まだ手付かずの物が沢山で、ホントにどうしましょうって感じです