今日は2015年の大晦日です。
深谷青年会議所のメンバーとして最後の一日となりました。
以前は掲示板があって、卒業生が最後に一言書き残すという習慣がありましたが、それに倣って一言書き残したいと思います。
ここまで大変多くの方に支えられました。
今年一年間は一生懸命になってやってみようという気持ちでした。
というのも、オレにはオレを支えなくてはいけない立場の人がいたからです。
数多くの先輩を見てきて、慕われる先輩というのはやはり「やるべき事をきちんとやっている」という印象がありました。それが自分に出来るかなという思いはありましたが、一年間はそれに身を投じてみようと思いました。
一緒に活動しているメンバーにつまらない思いはさせたくなかったし、期待に応えたかったし、何より支えてくれる人に残念な気持ちをして欲しくなかったからです。
以前、福地歴代が「一歩踏み出せばそこに席がある」という言葉を仰りました。しかし、入会して間もないオレには何のこっちゃわかりませんでした。「そんなに強く踏み出す必要があるのか」「席なんざ要らん」とさえ思ってました。
去年までは、在籍してそれなりに多くの知り合いが増え、楽しい思いもしてました。そんな折りに2015年は一生懸命やってみようという気持ちになったのです。
今年一年間はこれまでとは全く質が違います。
見える景色から話の内容、考えていることからして違います。
例えるなら、学生時代の部活で、これまではのんべんだらりと出席していたヤツが、朝練から遠征まで一生懸命練習するようになったみたいです。マジメにやってたかどうかは置いときます。すると、競技のルールや監督の話、練習方法にまで興味が出てきて、競技の本当の楽しさに触れた気になるのです。それを見て評価してくれる人も現れます。相談してくる人もいます。
オレはそんな人間じゃなかったんだはずなんだけど。言わば、以前のオレは、団体に所属しているだけでした。
いろんな人に支えられ、関わり、意見を酌み交わして、そんなうちにいつの間にか「それを楽しい」と思えるようになったのでしょう。
そして、「一歩踏み出してみて」良かったなと思えるようになりました。
そう感じることが出来るのが、おそらく先輩達の言う「青年会議所の魅力」なのでしょう。
多くのことを無駄だと思わずに、一歩踏み出してみてください。
今は多くの方に感謝の気持ちしかありません。
思いの外、長文になってしまいました。
ここいらで筆を置きたいと思います。
これからの若いメンバーが多くのことを感じられる良き学び舎であるように
これから行なわれる様々な事業が多くの方に認められ、まちづくりへと発展していけるように
楽しむ気持ちを失くさないように
ご祈念申し上げます。
これまで誠に有難うございました。