接客のお仕事は毎日

違う人と話す環境にあり

 

 

 

人間万国博覧会みたいな日々で

出会いの楽しさは

無限大だスター

 

 

 

お休みの日に

クラシックギターで

バッハに再挑戦した翌日のこと…

 

 

 

西洋の紳士が

奥様の指輪を選ばれた

 

 

 

 

「僕は楽器を弾くから左手にはつけない。

それにオ―ストリアでは結婚指輪は右手なんだ」

 

 

 

ほぇ〜〜〜〜〜〜指輪

すかさず聞いたよね

「何の楽器を弾くんですか?」

 

 

 

「リュ―トだよ」

 

 

 

ほげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

宝石緑宝石紫宝石赤宝石緑宝石紫宝石赤宝石緑宝石紫宝石赤宝石緑宝石紫宝石赤宝石緑宝石紫宝石赤宝石緑宝石紫宝石赤

 

 

 

君はリュ―トが分かるのかい?

の質問に、何て答えたか

もはや忘れたが

 

 

 

私が練習しているのは

“リュ―ト組曲“(の一部)

なのだ

 

 

 

ホールが弦の音を吸って

ボディ内に中世の残響が広がるのが好き

 

 

 

そしてその男性が弾いているのは

3人掛けソファーを横たわるほど

長いネックのリュ―ト

 

 

 

カ―ネギ―ホ―ルで

演奏とか、どない?

 

 

 

手がめちゃ大きくてパー

だからリュ―トなんだよ、

君の手はギターだね。

メ―ルくれたまえブルー音符

 

 

 

 

私は手の指が短いが横に広がるので

「手がクロワッサン!コッペパン

と言った子がいた

 

 

 

その子は夜道で

のっぺらぼうに

遭遇したことがあるらしい

 

ど、どうでもいいか・・・

 

 

 

今の仕事では

たまに起きる事だが

久しぶりにたまげた

 

 

 

かわいい日本人の奥様ハートのバルーン

気さくでスマートな紳士

 

 

 

そして紳士の言う

“バッハ“の発音、

良かったわぁ