10代のうちにやりたい事を

一つにするって無理くない?

 

 

 

高校の時、音楽活動にハマりつつ

ファッション専門学校に行きたくて

資料を取り寄せ 願書も準備していたハイヒール

 

 

 

親とよく話し合っていなかったのが

良くなかった

 

 

 

母にあっさり却下され

ドン引きする程の熱意で

『受験しなさい!』

の言葉に根負けした

 

 

 

世間体や自分の理想を子供に投影する

価値観、あるあるだ無気力

 

 

 

焦って決めた大学(しかも芸短大)は、

倍率11倍を超えており、実技の勉強も必須

 

 

 

駆け込み受験で無理ゲーなのに

研究所の講師達に容赦なく

 

 

全員の前で

デッサンを酷評 (愛のムチ!)

される

 

 

 

一回だけ

『これどうやって描いたんだ!?

と絶賛された時は、嬉しかったな

 

 

 

学校の後でお腹は減るし、

大学生になる気なんかないし

家でも母とは話したくないし

 

 

 

ストレスではなくて

冷たい深海に潜んでるカンジ

時間が過ぎるのを待つだけ……

 

 

 

チーン

 

 

 

不合格通知は 分かりやすく

A4用紙1枚、薄っぺらい封書だった

 

 

 

親にショックを

受けてもらっても困るもやもや

 

 

 

行きたい所も提示された所も

門が閉じて

心が行き場を無くし呆然としてたけど

 

 

 

担任の先生と友達は

優しく寄り添ってくれた

 

高校生活を楽しんだ罪悪感から

自分の意思を封じ込めて

親の意向で受験して起こした失敗

 

 

 

 

それ以来、どんな選択も

自分でするようになった

失敗も自分でしたい真顔

 

 

 

まぁ、親の意向に従ったのも自分だから

自分の産物と言えるかも

 

 

 

物理的な合格じゃなくて

自分の選択に合格を出す

 

 

 

だって結局、大丈夫なんだもん