ご存知の通り、コロナ禍で多くの業種が大きく影響を受けています。

「新型コロナ」関連の経営破たんは業種別では宿泊業が最多。次いで飲食業、アパレル関連の順だそうです。

俺の仕事でもある格闘技が影響を直で受けるのは、試合をする大会としてイベント業、練習をするスポーツジムの経営の部分だと思います。(俺は1ヶ所じゃなくていろんな場所に行って練習してるので余計に)

試合は数ヶ月に1回ですが、練習は毎日なのでコロナ禍の中でスポーツジムがどうなっていくのかが生活にかなり大きく影響してきます。

緊急事態宣言が出て、多くの人が密集しやすい一般のスポーツジムは5月6日までは休館というところが多いですね。コロナの感染拡大を防ぐために必要な対応だと思います。

ただ、これが1、2ヶ月休めば元通り営業して大丈夫ならまだいいのですがそういうわけでもなさそうです。

緊急事態宣言が出た時はとりあえず少し閉めるかと思っていた経営側も、まぁ少し休むかと思っていた会員側も「え、年単位の話なの?」となれば話が変わる人も多いと思います。

(俺も緊急事態宣言が出た当初は、所属ジムが1ヶ月休館でいままでの練習がしばらくはできないと言われても短期的に終わると楽観的だった)

1、2ヶ月行けないくらいなら休館と考えていた人も、おそらく年単位でこれまでと同じサービスが受けれないけど会費は同じだけかかるとなると退会した方がいいなと考え始める。

スポーツジムに行って身体を鍛えるのは健康に生きていくためにも仕事や日常生活にもすごくプラスになるけど、じゃあそれをやめたら生活できなくなるのかって言ったらそんなことはない。

だからコロナ禍で消費が抑えられる中で割とここ削っとこうという対象にジムはなりやすいと思うんですよね。


知り合いでジムを経営していて今までのような形のサービスは当分できないと考えてる人は、素早く頭を切り替えて新しい形のサービスに力を入れているし、会員になる側も今までと同じ形のサービスを求めていたらいつまでも文句しか出ない状況になると思う。


サービスを与える側が新しい形を考えていくのと同様に、受ける側も新しいサービスでどれがおもしろそうかなと頭を切り替えないと楽しめない。

文句言っててもコロナはなくならないですからね。


リモートワークが増えてますが、生活のために会社に出勤で満員電車に乗ったりしてる人もまだまだたくさんいます。

それと同じように、格闘家を生活の軸としている俺のような人間は強くなるために感染リスクが高い接触するような練習もたくさんしなくちゃいけない。

実際、コロナ禍以前にしていた練習の多くは場所が使えなくなったり人が集まるのを避けて今はできなくなってる状況です。

それでも生きてくためにどうやっていけばいいかを考えて、新しい形でもやっていくしかない。

変わらないやつは死ぬ。

今できるベストを考えてやっていく。



コロナなんかに負けないで、みんなで生き延びましょう。