今週のくつろぎのおと、のこぼれ話。
昨夜0時に公開された『くつろぎのおと』第19回、さっそく聴いてくださった皆さん、本当にありがとうございます。
今回のリクエストコーナーで、リスナーの方からいただいた1通のメッセージ。それが、僕の中に眠っていた愛おしい記憶の扉を、そっと開けてくれました。
今日(土曜日)のブログは、昨夜のラジオでは語りきれなかった、今週の1曲「暮らし。」にまつわる、少し個人的なこぼれ話を綴らせてください。
リクエストをいただき、久しぶりにピアノを引き出した瞬間。
景色が一瞬で「あの頃」へとタイムスリップしていきました。
当時、僕は古民家で暮らしていました。 窓を開けると、歌詞にある通りの小高い山が広がっていて、夏になれば、どこか切ないくらいの蝉の声が部屋を包み込んでいた。近所のどこかの家から漂ってくる夕食の匂いや、窓越しの笑い声。
ただ、目の前にある素朴な「暮らし」の愛おしさを、祈るように紡いだ歌でした。
今回、この歌を今の僕の声で歌い直してみて、胸の奥がきゅっと締め付けられるような、不思議な感情が湧き上がってきました。
あの古民家で、蝉の声を聴きながら歌を作っていたあの頃の僕は、きっと、一ミリも思いもしなかっただろうな。
未来の自分が、全109回もの小説を書くなんて
自分でこうしてラジオ番組を始めるなんて
そして。
うつ病で音楽から離れる時期がくる、なんてことも。
本当に、人生は何が起こるか分かりません。
「もういいかい」「まだだよ」と繰り返す歌詞が、
今とは違う、純粋なあの夏の日々を思い出して
少し目頭が熱くなりました。
だけど、色々な痛みを経て、うつ病とも向き合いながら、
一歩外に出た今の僕だからこそ、
この「暮らし。」という歌に、あの頃とは違う「何か」を乗せて歌えたような気がしています。
順調とは言えない日々だったけれど、それでも、
この町で、そして画面や画面の向こう側にいるあなたの場所で、
「笑顔がひとつでも咲きますように」
「明日も安寧でありますように」 と
星に願う僕の気持ちは、
あの頃から、何ひとつ変わっていませんでした。
過去の僕が作った歌が、巡り巡って新たなつながりをもたらしてくれた。
そんな小さな奇跡を、昨夜のラジオから感じてもらえたら、これほど嬉しいことはありません。
まだ聴いていない方は、ぜひ、僕の「あの頃」と「今」が交差する音を、そっと覗きに来てみてください。
くつろぎのおと第19回は下のリンクからご覧いただけます。
今日も、あなたの暮らしが穏やかな光に包まれていますように。
「暮らし。」 詞・曲 深瀬人寛
もういいかい まだだよ
もういいかい まだだよ
僕らの町には 小高い山がある
僕らはその山すそ 小さな里に住む
里には人が住む 里には暮らしがある
僕らの今日の1日を 穏やかに見守ってる
どうかこの町の笑顔がひとつでも
咲きますように 実りますように
そう一番星に願った
誰かが作った 夕食の匂いに
思いがけず心が温まる
窓越しの笑い声 空の瞬きが
この里を包んでる
どうか明日も 笑顔が咲きますように
どうか明日も 安寧でありますように
もういいかい まだだよ
もういいかい まだだよ
番組でも話していた、噂のMVです。
僕以外の出演者は本当に素晴らしい。
だからこそ…くっ。(気になる方は上のサムネをクリック)
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今週のトークテーマは「夏バテの時に食べたくなる1品」です。
皆さんからのメッセージをお待ちしてます!(締切:毎週木曜昼12時)
📝番組では歌ってほしいリクエスト曲も募集しています。
皆さんからのリクエスト、楽しみにしています!(随時募集中!)
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