こんにちわ。
心の調律コーチ 深尾遊です。
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この子、これから人との関わりの中で大丈夫かな…
発達特性のある子を育てていると、
「人間関係で困らないかな」
「周りとうまくやっていけるかな」
「この子なりに社会の中で居場所を見つけられるかな」
そんな不安を感じることはありませんか?
私も、息子が小さい頃はよく悩んでいました。
自分の好きなことに夢中になるあまり、
相手の反応よりも“自分が伝えたいこと”を
一生懸命話しているように見えることがあったり、
「〇〇さんはどんな気持ちだったでしょう?」のような、
“目に見えない気持ちを想像する問題”に難しさがあるように感じたり。
親として、不安になることもありました。
だからこそ今回、息子がふと口にした、
「遅れるとみんなに悪いで」
という言葉に、私は成長を感じたのです。
子どもの成長って、
テストの点数や“できる・できない”だけでは測れない。
人との関わりの中で、
その子なりに少しずつ育っていく力もあるのだと、
改めて感じた出来事でした。
小さい頃は、“自分の世界”に夢中な子だった
息子には発達特性があります。
小さい頃は、自分の好きなことへの集中が強く、
相手の反応よりも
“自分が伝えたいこと”を一生懸命話しているような場面がよくありました。
また、国語の問題で出てくるような、
「〇〇さんはどんな気持ちだったでしょう?」
「あなたはどう思いましたか?」
といった、
“答えが一つではない質問”にも難しさがあるようでした。
ただ、それは『思いやりがない』という意味ではありません。
発達特性のある子は、
相手の表情や空気感など、
“気持ちを推測するための手がかり”
の受け取り方に個性があると言われています。
そのため、大人から見ると
”気持ちが分かっていないように見える”ことがあっても、
実際には感じ方や情報の受け取り方が違っている場合も多いそうです。
私自身も、息子と関わる中で、
「できない」ではなく、
「感じ方や受け取り方が違うのかもしれない」
と思うようになっていきました。
高校生になって見えた変化
そんな息子も、今年から高校生になりました。
先日、学校で校外学習がありました。
班ごとに行き先を決め、友達同士で行動するという内容で、
息子も前日からとても楽しみにしていました。
当日の朝は少し寝坊。
私は「間に合うかな」と内心ひやひやしていたのですが、
駅まで送った時、息子がこう言ったんです。
「遅れるとみんなに悪いで」
その瞬間、私は少し驚きました。
以前の息子は、
“自分のことで精一杯”に見える場面も多かったように思います。
でもその日は、
”待っている相手”の存在を自然に意識しているように感じました。
その一言に、私は成長を感じたのです。
人との関わりの中で、“その子なりの形”が育っていくこともある
発達特性について調べていると、
つい『苦手な部分』に目が向きやすくなります。
でも実際には、
子どもたちは経験の中で少しずつ変化していくこともあります。
もちろん、成長のスピードや感じ方には大きな個人差があります。
すぐに変わるわけではないし、
苦手がなくなるわけでもありません。
それでも、
- 友達と過ごす
- 集団の中で経験する
- 誰かとぶつかる
- 楽しい時間を共有する
そんな積み重ねの中で、
“自分なりのコミュニケーションの取り方”
を少しずつ見つけていくこともあるのだと思います。
『社会性』は経験や環境の中でも育っていく
発達特性のある子どもの支援では、
「社会性は、“教え込む”だけではなく、
人との関わりや体験の中でも育っていく」
という考え方があります。
たとえば発達心理学では、
子どもの発達は人との関わりの中で促されると言われています。
また、発達支援の現場でも、
- 安心できる環境
- 興味のある活動
- 同年代との自然な関わり
などが、
コミュニケーションや対人理解の成長につながることがあるとされています。
一方で、
ASDのある人の感じ方やコミュニケーションの特徴には大きな個人差があり、
「ASDだからこう」と一括りにはできないとも言われています。
私自身も、息子を通して、
人との関わり方には“その子なりの育ち方”があるのだと感じています。
親はつい、“今できていないこと”に目が向いてしまう
子育てをしていると、
「まだできない」
「ここが苦手」
「この先大丈夫かな」
そんなふうに、不安になることがあります。
私自身も、ずっとそうでした。
でも今回、息子の姿を見て思ったんです。
子どもの成長って、
親が思っている以上にゆっくりで。
でも、見えないところで少しずつ積み重なっているのかもしれない、と。
“変わっていないように見える時期”にも、育っているものがある
子どもの成長は、
いつも分かりやすい形で現れるわけではありません。
昨日までできなかったことが、
急にできるようになるわけでもない。
でもある日、ふとした一言や何気ない行動の中に、
「あれ…?成長してる」
そう感じる瞬間があるのだと思います。
今回の、
「遅れるとみんなに悪いで」
という言葉も、私にとってはそんな瞬間でした。
もし今、
お子さんのことで不安を感じている方がいたら。
“今できていないこと”だけではなく、
その子なりに育っている部分にも、
目を向けてみてもいいのかもしれません。
そして、
その育ち方や表現の仕方は、本当に一人ひとり違うのだと感じています。
※この記事は、あくまで息子個人の経験を書いたものです。
発達特性の現れ方や感じ方には大きな個人差があり、「ASDだからこう」と単純に言えるものではないと感じています。