健康食品系の会社から相談を受けており、
夕方から電話でMTG(ミーティング)
「薬事」は年々厳しくなっており、
昔のように「打てば響く」みたいな広告も今は打てない。
例えば、やずやが成長した大きな要因の一つは「時代」だ。
これはエバーライフとかもそうだろう。
・膝の痛み
・階段の上り下りがツライ
今ではこの表現では広告は打てない。
TVCMの表現とか見ていると勉強になるな。
10年前なんて広告表現なんてユルユルでしたからね。
で、広告担当の人がポツリと呟いた。
「いやあ、厳しい時代になりましたよ。
ネットも色々難しいし、大変な時代ですよ。」
・・・・・・・それは違う。
「時代が変わった」という事は「事実」だ。
今までのようなやり方やテクニックに依存してたら上手くいかない。
でもそれを「大変な時代」と定義してはいかん!
なぜなら「大変な時代」ではないから。
たいへんな時代が始まったんではないよ。
らくちんな時代が終わっただけ。
やずの「すごさ」を知人から聞いた。
「勝っている企業」は「勝つべくして勝っている」と実感した。
あそこまでの大きな企業で、
ここまでフォローできる会社っていくつあるんだろう・・
==やずやのイイ話===
※知人のメルマガから勝手に抜粋。
義母が脳梗塞で倒れ、定期購入していた商品を解約するためにコールセンターに電話。
その後の対応など・・・
↓ここから↓
義母が倒れて入院したので、
毎月届けられるやずやの香酢をストップしてもらうことになり、さっそく電話した。
私「あのー、毎月とっていた香酢を、今月でやめます。」
オペレーター「かしこまりました。もしよろしければ理由をお聞かせ願えますか?」
私「義母が脳梗塞で倒れたのです。」
オペレーター「それは大変ですね!さぞかし心配でいらっしゃいましょう。」
という会話の後に、
「これまで本当にありがとうございました」
のオペレーターの言葉をもって、香酢の配達は終了したのである。
まあ、ここまでは「普通」だろう。
そんなことはすっかり忘れてしまい、
毎日の病院通い、先生との面談、入院のこまごまとした雑事、洗濯、ケアマネとの連絡、リハビリをどうするか、そして大事なお金の計算に明け暮れた。
(中略)
あるとき、ポストにきれいな白い封筒が入っていた。
今は郵便でやりとりするって、ほとんどない。
ポストに入っているのは請求書、ダイレクトメール、ピザや寿司の宅配チラシ、「この家を売りませんか」的な不動産屋のチラシ、無料のタウン誌。
ほとんど「ゴミ箱直結ですね」というモノばかりだ。
だから、それ以外の物が入っているととても新鮮だ。
その日入っていた封筒は、よく見ると和紙。
私は和紙をこよなく愛する日本人なので、それだけで感激してしまう。
宛名は義母だ。
さすが、和紙を使う友達がいるんだろう。
と思って差出人を見ると、
「やずや」である。
中をあけてみると、なんと手書き。
いまどき手書きである。さっそく読もう。
「前略ごめんくださいませ。
株式会社やずやの○○○子と申します。
このたびは、ご連絡を賜りまして、誠にありがとうございました。
その後、お母様のお加減はいかがでしょうか。
本日は、改めてお見舞いを申し上げたくお手紙をお送りいたしました。
(中略)
なお●●様におかれましても、ご心配が絶えないこととお察しいたします。
どうかご看病のお疲れが出ませぬように・・・。」
最後に、「感謝」の言葉で締めくくられていた。
どうです皆さん。
やずやの成長の秘密が分かったような気がしませんか。
この心配り。
上質な紙につづられた、手書きの文字。
やさしい言葉の数々。
これら全てに、受け取った者は感動するのである。
この、ひねくれた私が感動するのだから、
一般の優しい人々の感動はどれほどのものだろう。
「儲かっている会社って、さすがだな」と心底感心した。
「またまたーー!そんなの、相手のマーケティング戦略に決まってるだけじゃないですか。
作戦ですよ、作戦!」
と思っている人も多いだろう。
しかし、たとえそれが戦略であっても、
その戦略すらできていない会社のほうが、圧倒的に多いのだ。
最後は「人と人」である。
↑ここまで↑
実はこれに似たものを会員レポートに書いたことがある。
昨年の1発目のPDFだったような気がする。
とゆーことで、一部抜粋。
■感謝を伝えると熱狂的顧客が生まれる■
(中略)
例えばね。
サロンでもいいし、何屋さんでもいいのですが、
かなりの確率で今のお客は必ず「流出」するわけですよね。
アナタの店からドコかのお店へと。
その時に、
「去ってしまったお客さんに、何かしらのアクションをとっていますか?」
今まで通って戴いた方に「感謝」を伝えていますか?
これって重要なんですよね。
店舗型ビジネスしている人へのコンサルや、
即販などの会議で僕は一番先にこの事を言います。
「離れていった人に感謝を伝えましょう」と。
●多くの顧客はいつ離脱するか?店を変えるか?
多くの人はテクニックを集めようとします。
それを手に入れれば、買えば、全て解決すると。
しかし実際にはそんな方法を知ろうが、
学ぼうがさほど変化は無いわけですね。
なぜなら「原因」を潰していないからです。
原因を潰さずに新し事を取り入れても、上書きに過ぎません。
どこかでその原因が大きな問題を引き起こすわけです。
「私はその他多くのお客さんの中の一人である」
と思われた瞬間に顧客は必ずスイッチングしますので。
そしてアナタのお店には二度と帰ってきません。
感謝の言葉って「嬉しい時」にしか言わないでしょ。
最初に来た顧客に1回くらいDM送って終わりでしょ。
違うんですよ。
「自社にとって嬉しい時」ではなく、
「自社にとっては嬉しくない時」にこそ「感謝」を伝えるべきなんです。
本当にありがとう。
いつでもお待ちしています。
誰でも出来るけど、多くの人はやらないんですよね。
目先の利益、明日の勘定ばかりが優先されているのですね。
今までその人が「助けてくれた利益」について「感謝」を述べない。
これって考えればおかしい事なんですよ。
フェイスブックとかブログとか「手法、戦術」に目を奪われてしまいがちですが、実はそんな事に取り組む前にもっとやるべきことは多いのですね。
集客は簡単です。
難しいのは「その新規の顧客」を「本当の顧客」にする事です。
間違いないですね。