なんというか、にわかコンサルや、にわか成功事例屋が多いですね。
焦りや悩みを掘り出すと、そこには救世主っぽいものが現れます。
知り合いがソレ系の毒牙にかかっていたので僕の見解を。
「大丈夫だよ。こうすればいいのよ。」
「その悩みなら、これで解決するだろう。」
ピンチの時にチャンスの神様のような顔をして「詐欺師」は表れます。
・ブログで予約が一杯になりました!
・SNSをはじめてかから売上が上がりました!
・整体屋ですが、客単価があがりました!
というような声が乗っているものを信じる信じないは自由です。
でも本当に「美しいビジネス」をするのであれば、
そういった「事象」に心を奪われてはいけないワケです。
なぜならそれらは「相関関係」はあるかもしれないが、
「因果関係」は一切ないからですね。
僕たちは「思い描いたこと」を実現できる可能性を秘めています。
その逆に「思いもしなかったこと」を実現できる事はありません。
仮に起こったとしても、それは「偶然、奇跡」という言葉で片付けられます。
事実から真実を見通す目
僕はこれを思考と定義しています。
事実は「誰でも見ることができる事象です」
だからこそ、その奥にある、隠されている「真実」を見ようと考える事は大切だと思っています。
面白いことに「見ようとしない限り、見えない」のです。
(問題)
あなたが毎日付けている腕時計。
何年くらいつけていますか?
はい、その時計の文字盤の絵を書いてください。
ロゴマークはどこにありますか?
どんな文字盤の色で数字はどんな感じですか?
おそらく書けません。
なぜなら「そこまで見ようとしていないから」です。
知っているけど、知らない・・・のです。
これはどんな事にも云えますね。
「本当は知らない」から「知っている」と錯覚するのです。
本日配布したレポートでも書いていますが、
「見ようとしたものだけ」が見えますし、
「問いを見つけたものだけ」が答えにたどり着けるわけです。
これはとっても大切な事だと個人的に思っています。
検索すれば「答えっぽいモノ」は誰でも得られます。
でもそんな「人に頼ってばかりの人」に本当の価値は創れません。
イミテーションだらけの世の中ですから、
そこから意図的に脱却しないとダメなワケですね。
カンタン、1ヶ月で、初心者でも、、、、
耳障りの良い言葉に飼い慣らされてはダメなのです。
事実を集めようが、何をしようが価値はありません。
そこには○○になった・・という事実が分かるだけです。
重要なは事実の裏にある「真実」「本質」を探る事です。
これが思考力であり、大人だけが持つ能力です。
太陽は動いて見えますが(事実)、
動いているのは地球のほうです(真実)。
テレビも雑誌もラジオも「事実」は伝えます。
しかし「真実」は滅多に報道される事はありません。
スポンサーとか色々と大人の事情がありますからね。
事実の羅列、事実を繰り返し見せられると、
そのことが「さも真実」のように見えてきます。
これと同じように多くの集客屋さんは「事実」を、
出来るだけたくさん並べあげて、
何度も何度も頼まれてもいないのに、
成功事例などの「過去の事実」をひたすら繰り返しPRします。
そうすることで「過去の事実」を「真実」っぽく見せるのです。
ひどい人だと事実も捻じ曲げますが。
覚えておかないといけない点は「事実は情報操作できる」という事です。
真実は操作はできません。
だからこそソコ(真実)に価値があるわけですね。
僕たちは「見えるように」世界を見ているのでは無く、
「見たいように」世界を見ているに過ぎません。
非常に多くのバイアスがかかってるワケです。
都合のよい「事実」を見て、都合良く「解釈」しているダケです。
たとえば・・・サロン集客を教えます
と言っている人の9割くらいは
サロン集客を知りたい人を集めるのテクニックには長けていますが、
肝心の「サロンにお客を集めること」には長けていないかもしれません。
といいますか、大半はこれでしょう。
テクニックや戦術の寄せ集めでは他店には勝てない、継続して利益を生むのは難しいと頭では分かってっても、引きずられてしまうのですね。
もしかしたら・・・と。
(こうゆー人は要注意)
※下に行くに連れて「要注意度」はアップしていきます(笑)
・写真が腕組みしてニコリorギラリ
・中途半端な著名人や社長との写真が多い
・なんか高級なレストランとか食事の話が多い
・やたら「成功事例」を羅列している
・無料系オファーをこれはスゴイ!お薦めだ!と月に何回も紹介している
・やたらと「ランキングボタン」を押さそうと必死だ
個人的な見解ですが結構当たっているハズです。
重要なのは「過去の事実の寄せ集め」ではなく、
未来へのアプローチとかそうゆー事だと思うわけです。
その為に避けては通れないのが「美しい思考」だったりするワケですね。
ぜひ気軽にどうぞ>>