知っている・分かっているの段階は複雑。
意識と能力にカテゴライズすれば、NLP的には5つの段階に分類される。
・・・興味深い。
クラスE:無意識・無能の段階
ぜんぜん知らない、聞いたことも見たことも無い段階。
(しらないし、できない)
(例)「サーフィンって何それ?」という段階
クラスD:意識・無能の段階
知ってはいるが実行できない段階。実行能力がない。
学習を始めたばかりの段階で、少しは知っているが実行は出来ていない。
(知っているし、認識しているが、できない)
(例)サーフィンを習い始めたが、まだ海に入った事が無い
クラスC:意識・有能の段階
知っているし実行できる。能力が備わった段階。
実際の行動や練習により行動化している状態といえる。
(意識していればできる)
(例)サーフィンで毎日海に入り、どんな波はのれないか?この波はどう動くか?どうすれば良いか?などを実践的に行っている段階
クラスB:無意識・有能な段階
まったく意識しなくてもスイスイ行える段階。
能動的に学習、練習しており、とっさの判断に優れている。
経験値が積み重ねってきた段階。過去の経験値から修正、予測が出来る。
(意識せずに、当たり前にできる)
クラスA:意識・能力改善の段階
今までやってきたことを少しずつ改善し、自分の設定したゴールに向けて全力を尽くし情熱的に行動している段階。
無意識的有能力と有意識的有能力を使い分けられる。
「守破離」で言うところの、「離」の状態。
プロのレベル。
とまあ、これって商売でも5段階に分かれる。
ザクっとこんなイメージ。
クラスE:興味客
クラスD:見込み客
クラスC:関心客
クラスB:新規顧客
クラスA:継続顧客・優良顧客
ここで重要なポイントは「飛び級」は基本的に無いというコト。
最終まで引き上げようと思えば「階段」を昇るしかない。
だからやりもせずに「こうなりたい!!!!」と言ったところで、それは妄想に過ぎない。
地味に階段を昇るしか無い。
スグに答えを求めようとする人は得てして上手くいかないのはソコに原因あり。