先日DAZNのjリーグジャッジリプレイの番組内でVARについての議論がなされていた。

私の正直な感想を述べさせて頂くと、フットボールにテクノロジーはいらない‼︎と考える。

理由を諸々述べさせて頂きたいのだが、まず一番の理由として、一試合あたりのゴールの数は確実に減るからだ。

ヨーロッパの試合が数試合参考映像が流れていたのだが、ライン上のFWとDFの駆け引きは99.9%DF側に有利に働く。

参考映像は、セリエA開幕節
      パルマ対ユベントス戦
      CR7のゴールシーン
だったのだが、映像ではDFライン最後尾の選手の足元にオフサイドラインがタッチラインに対し垂直にひかれた。(正確には胴体だろうか?不勉強で恐縮なのだが)それに対してCR7の肩が若干出ていたというのだ。

この映像、見た方はご理解頂けると思うのだが、試合の流れの中で副審の方、選手、またラインの延長線上の観客も自信を持って『オフサイドだ‼︎』
と主張するのは難しく思える。

ラインのひかれたあの映像さえなければ、CR7の絶妙なポジショニングが光る素晴らしいゴールなのだ。(誰もオフサイドに気づかない)

しかし残酷にも最先端のテクノロジーがノーゴールの判定を下す。切ない。

完全な私情での発言だが、かつてオフサイドラインで生まれた男と形容された大好きなFWがいた。

フィリッポ・インザーギ

私の大好きなこの男のゴール数は、VARチェックが入る現代のヨーロッパフットボール界では、控えめに言って2/3に減るだろう。

懐古主義と言われようと、過去が霞むような進化を私のような人間は望まないのだ。

陸上のタータン、JRA(日本中央競馬会)の馬場改装、スポーツ界に過去を霞ませてしまった事例は多数あると思うが、皆様はいかがでしょう。

ハード面がテクノロジーの名の元に正されると、途端につまらないものになってしまうと思うのだ。

少なくとも、わざわざ休日にたった90分のために時間を割いてスタジアムに観戦に出かける私のような種族は、非日常のスペクタルがスタジアムにあるから観に行くのだ。ゴールの数は歓喜の数とイコールなのだ。わざわざ減らすな。

もしかしたらPKが増えて得点数は帳尻が合うかも知れない。DFの些細なファールも見逃さないからだ。

しかし、フットボールフリークはわがままだ。できればPK以外の、流れの中、FK、CKからのゴールに飢えている。わざわざPKを増やすな。

素人の勝手な意見だとは思います。
ただ私はもう一度インザーギのようなFWが産まれて欲しいと勝手に思っている。

体がデカくなくてもこういうのもありだぜ!と示してくれた偉大な選手だったから。

時代の流れには逆らえないのかもしれない。インザーギはも産まれないかもしれないけど、これだけは言わせていただきたい。

上田綾世ガンバレ!できればもう一つ二つゴールパターン増やしていこう‼︎

失礼しました。