『これは完全断裂ですね。プラップラです♪』
整形外科の先生の診断はどこか嬉しそうな口調で下されました。
受傷翌日のことでした。そっかぁー切れちゃったかぁー。んーどーしよ。
小さい脳ミソは考えることをやめてた記憶があります。
思考停止状態の私に先生は間髪を入れずに問いかけてきます。
『手術しますか?保存療法で様子見ますか?』
…へっ!?思考は止まったままです。動きだす気配もこの時点ではありません。
『スポーツがお好きということなので、復帰も少し早まりますし、再断裂の可能性もグッと下がります。私は手術をおすすめします』
ってなことを言われて思考停止の私は二つ返事で、『じゃ、手術で』と答えました。
子供の頃あるあるだと思うのですが、
『眼鏡かけてるヤツカッケー‼︎』
『骨折してギブス巻いてるヤツカッケー‼︎』
『花粉症で目がカユイって言ってみてー‼︎』
…って思ったことないですか?
それと同じ発想です。健康だった私は子供の頃そういったカッケー事象に全く縁が無かったので手術→入院に対して変な憧れ?のような感情が幼少の頃から燻り続けていたのです。
夢が叶いました。ww
次回は入院→手術編です。