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英検取得のメリット

実用英語技能検定、すなわち英検は、日本英語検定

協会が主催し、毎年300万人から400万人の人々が

受験し、累計の受験者数は1億人以上に上る国内

最大級の検定試験となっています。

 

個人の英語レベルに応じて7段階の試験級が用意

されているので、小学生から大人まで様々な層が

受験していることが特徴です。

 

さらに上級者には合否だけでなく、

CSE(Common Scale for English)スコア、

CEFR(Common European Framework of

   Reference for languages)

が通知されるため、進学や留学、就職などに利用

しやすいのがメリットです。

英検取得と大学入試

大学受験において、英検には

1⃣出願資格

2⃣試験の得点換算・加点

3⃣受験免除

と大きく分けて3つのメリットがあります。

 

以下に詳細を示します。

1⃣出願資格

総合型選抜や学校推薦型選択などは、主に小論文や

面接だけで受験できますが、出願資格として英検2級

以上などの条件を設定している場合があります。

 

また一般選抜においても英検を出願条件にしている

大学も多々あります。

 

2⃣試験の得点換算・加点

「得点換算」は、例えば、英検2級を取得すれば、

大学独自の英語試験で70点に換算されるシステム

です。

 

「加点」は大学入試の総合点に取得級に応じて

点数が加点されるシステムです。

 

3⃣受験が免除される

大学側から求められる級を持っていると、大学

独自の英語試験が受験不要となり、受験勉強の

負担が軽減します。

 

*英検は、一度合格すれば一生有効な資格ですが、

大学受験に活用する場合は、出願時から2年以内と

いう期限を設けている学校が多いので注意が必要

です。

 

*大学受験対策としては準2級、2級、できれば

準1級を取得しておくのがベストです。

因みに、英検の英語力の目安は、準2級は高校

中級程度、2級で高校卒業、大学入試レベル

です。

さらに準1級では大学中級程度です。

英検取得と高校入試

英検取得は高校受験に有利に働きます。

これは、中学生が英検を取得する大きなメリット

になります。

 

1⃣私立高校入試

私立の場合、学力検査への加点が期待できます。

 

さらに、推薦入試の出題条件として、

「3級、準2級の取得を必須とするケース」や

「学力選抜にて筆記試験を行わず、英検CSE

スコアをその高校の換算表によって評価する

ケース」です。

 

特に英語に力を入れている高校や英語科の場合、

「試験項目の一部免除」や

「合否判定の材料」

となるパターンが多いです。

 

2⃣公立高校入試

文科省によると、全国の公立高校入試で英検の

結果を活用したのは埼玉県、千葉県、大阪府、

岡山県の4府県で、中でも大阪府は英検優遇度が

とりわけ高いです。

 

大阪府公立高校の入試問題は、各教科の難易度

によりA・B・Cのランクがあります。

 

特にCランクの試験は難関高校にて実施されて

います。

英語のC問題は、全国的に見ても非常にレベル

が高く、難しいと言われています。

 

一方で、大阪府の公立高校入試では

「英検準2級を取得すれば70%、

 2級は80%、準1級は100%」

と英語のテストの得点を保証する優遇措置が

あります。