先週は4頭が出走と楽しい週末でした。

今週の秋華賞へ向けていい流れを作ってくれたと思います。

秋華賞へ出走する2頭は調子が良さそうなので、楽しみです。
とにかく無事に出走出来ますように!



では、結果です。


ハウナニ
父 ロードカナロア  母 ユキチャン
(お借りしました)

10/6(土)東京6R 3歳上500万下 D1,400m 16頭

10着[4人気]

スタートを決めて、好位の外目でレースを進めます。直線入って追い出されますが、脚が上がってしまい、1年ぶりの実戦を10着でゴールしています。

藤田菜七子騎手「調教に乗せていただいた時からスピードが有るなと感じていたので、前目で競馬したいと考えていました。実際に良い位置で競馬は出来ましたが、道中はずっとハミを噛みっぱなしで力んでいましたので、その分直線に入って追い出すとすぐに手応えが無くなってしまいました。この距離はギリギリのように感じましたし、もう少し短いところの方がこの馬には合っていると思います。レース前からテンションは高かったものの、普段もこれくらいですので、その点に関しては問題無いと思います」

手塚貴久調教師「オーバーペースになってしまい、1年ぶりの競馬だったこの馬にとっては厳しかったですね。気性面を考えると1400mよりはもう少し短い距離で競馬をさせてあげた方がスムーズな競馬が出来そうな印象を受けました。また、今日の走りを見ると直線の長い東京よりもスピードで押し切れる小回りの方が合いそうですね。1年ぶりの実戦だったこともあるので、厩舎でしっかりチェックをした後、7日にノーザンファーム天栄に放牧に出しました」

1年ぶりのレースで最後はバテてしまいましたが、よく頑張ってくれたと思います。
何より、アイドルコンビを見れただけで満足です(*´ω`*)
パドックで菜七子騎手を見れなかったで、次走も続戦でお願いします!





ブレッシングテレサ
父 マンハッタンカフェ  母 アドマイヤテレサ

10/6(土)京都10R 久多特別  芝1,400m 10頭 

4着[8人気]

最内枠からまずまずのスタートを決めると、折り合いをつけながら好位3番手でレースを運びます。最後の直線で追い上げにかかりますが、なかなか抜け出すことが出来ず、ゴール手前でようやく前が開くも僅かに及ばず4着に敗れています。

藤岡佑介騎手「いい枠を引きましたので、ある程度の位置でレースを運ぼうと思っていました。最初はハミを噛んでしまいましたが、好位に取り付けてもこの馬なりに我慢して走ってくれました。4コーナーを回った時に丁度前が開いたので、そこを狙って仕掛けて行こうとしたのですが、最初に力んでしまったことが影響し、スッと反応できませんでした。最後の直線ではなかなか前が開いてくれず、抜け出すのに時間が掛かってしまいましたが、最後まで気持ちが途切れることはなくジリジリ伸びてくれました。1,400mでもスムーズならもう少し際どいレースが出来ていたかもしれませんが、北海道の時ほどいい脚が使えなかったので、この馬の持ち味を活かすのであれば1,200mの方が良いかもしれません。これまで騎乗した中ではトモの踏み込みが力強く、状態がかなり良く感じました」

奥村豊調教師「当日輸送でどれだけ馬体重が維持できるか気に掛けていましたが、やはり10kgほど減ってしまいました。でも、減るのを想定して余裕を持って仕上げていたので、丁度良い体付きで出走することが出来ましたし、パドックから返し馬を終えるところまでスムーズに行えました。仕上げに関してこれまでの中では一番と言っていいぐらい自信を持ってレースに向かうことが出来たので、ここでも密かに期待をしていましたが、骨っぽい相手が揃っていたとはいえ、負けたのは悔しいですね。この距離でも我慢が利いていましたが、スッと反応できなかったところを見ると1,200mの方がベターなのかもしれません。結果を出せなかったのは残念ではありますが、1000万クラスでも堅実に走ってくれていますし、来年の引退期限までに少しでも良い結果を残せられるように、次回もいい状態でレースに臨めるように努めていきたいと思います。今後の予定はトレセンに戻って状態を確認したうえで検討させていただきます」

当日輸送が心配でしたが、そこもクリアしてくれて、以前のメンヘラから確実に復活しました。

前が開かずに追い出しが遅れなければ際どかったかもしれないので、残念でした。

来週京都の1200mを使うようなので、期待したいところです(^-^)





スイープセレリタス
父 ハーツクライ   母 スイープトウショウ
(お借りしました)

10/7(日)東京2R 2歳未勝利  芝1,600m  14頭 

優勝[3人気]

まずまずのスタートから前走と同様に、5番手付近でレースを進めます。残り300mあたりから早めに先頭に立つと、そのまま脚色衰えず1.33.8の好タイムで待望の初勝利を収めています。

池添謙一騎手「返し馬に行くとまだ緩さを感じさせる走りではあるのですが、初戦よりもしっかりしてきましたね。自分からハミを取って走ってくれたので、特に促さなくてもいいポジションを取れました。少し早いタイミングで抜け出す形になりましたが、ソラを使うことなくしっかりと走れていました。お母さんは抜け出すとソラを使う馬だったので辛勝になることが多かったのですが、この馬はそう言った面はなさそうですね。スイープの仔で初めて勝てて本当に嬉しいです」

藤沢和雄調教師「虫を気にしてパドックで少し煩い面を見せるなどまだまだ幼い馬だけど、勝ててよかったです。6月生まれですし、調教で追い込みすぎないように競馬を使いながら徐々に育ってくれればと思います」


今年の2歳初勝利となりました。タイムも優秀でサウジアラビアの勝ち時計よりも0.2早い時計ですし、単純比較はできないですが、去年同時期に出走した、アーモンドアイ、プリモシーンよりもかなり早い時計なので、今後が楽しみになりました(´∀`*)
まだ、馬体も緩く感じましたし、6月生まれってことを考えるとまだまだ成長してくれそうです。

(お借りしました。)

次は大人になって帰ってきてね(o´・ω-)b






マグナレガーロ
父 キングカメハメハ  母 リビアーモ

10/8(月)京都6R 3歳上500万下 D1,900m 10頭
優勝[1人気]

好スタートを決めると持ったままの手応えで好位3番手に取り付けます。3コーナーを過ぎたあたりから仕掛けに入り、残り200mを過ぎたあたりで先行馬を交わすとそのままゴールし、3戦目で嬉しい2勝目を挙げています。

J.モレイラ騎手「前走のレースを見ると、ゲートの駐立がもう一つだったので、ゲート内では集中させることに専念しました。タイミングよくゲートを出ることが出来ましたし、その後もスッとスピードに乗ることが出来ました。勝負どころで仕掛けに入ると少しモタモタしていましたが、エンジンが掛かると最後までしっかり力を出してくれました。まだしっかりしていないところがある中でこれだけいい走りが出来るのですから、もっと成長していいパフォーマンスを見せてくれるでしょう」

担当助手「前走をひと叩きして状態が上がっていましたし、パドックから返し馬の様子を見ていても前走以上に気合いが乗って良い感じでした。ジョッキーには前回ゲートはあまり良くなかったことを伝えていましたが、扉が開くまでしっかり集中させてくれていましたし、初戦のように先行力を活かす競馬をしてくれました。勝負どころではまだトモが頼りないことで少しモタモタしていたようですが、それでもここでは力が一枚上でしたね。もう少し成長を促していく必要がありますが、いずれは大きなところを狙える素質がある馬だと思っているので、今後も大事に育てていきたいと考えています。トレセンに戻って状態を確認した後は放牧に出してこれまでの疲れを取ってもらおうと思っています」

圧倒人気で緊張しましたが、さすがモレイラといった騎乗で最後交わして2勝目となりました!

今後が楽しみになりましたが、今日の近況で橈骨遠位端を骨折していることが分かり、全治6ヵ月の診断だそうです( ;∀;)
これから軌道に乗っていけるかと思ったんですが、こればかりは仕方がないので、しっかり治して帰ってきてほしいと思います!