やっと日常の生活に戻った。
前回の抗ガン剤の副作用がなんとか回復し、
すぐに北陸の実家に帰省した。
夜行の寝台車に乗っていったけど、
帰りの寝台車は上段だったので苦労した。
2階に上るには急な階段で、もう握力だけで身体を支える感じで、
やっと登り切ったと思ったら、とても狭くて、
向こうの壁にすぐにぶつかってしまった。
方向を変えるにも落ちないかとハラハラ。
発車のとき「ガクン」となって、急に動き出した。
その時、身体が5㎝は前に出たと思う。
ドッキンとした。
(もっと、スムーズに発車せいや、落ちるやろー、へたくそ!)と、
心で叫んだ。
寝返りなんて絶対出来ない!
教訓、寝台車は下段に限る。
母と二人きりの楽しい時間もあっという間に過ぎてしまった。
母には、前回6月に帰省したとき、初めて病気の事を話し、
手術の後のおっぱいも見せたのに、
今回母が
「どれ、手術のあと見せてや」と言ってきた。
「前来たとき見せたよ」
「いや、見てえん(見ていない)」
「えー、見せたって」
「いや、見てえん」
と母はきっぱり言うので、
まぁ、別に隠すほどのことでもないので、
食事が終わったばかりだというのに、
おっぱいを出して見せた。
これで母はどうやら納得してくれたみたいだった。
そう言えば、昔から母は何でも見たがりやだったかも・・・
今回は何ごともなく無事に帰ってこれてよかったけど、
実家で寝汗をかいて寒気がしたとき、
薬をもってくるのを忘れたことに気がついて、
ここで熱が出たら、困るなぁーと思ったら、ちょっと焦った。
やっぱり、普通の身体ではない事を実感した。
昨日は、抗ガン剤の日だった。
ナベルビンの副作用が若干軽くなったので、
来月から、通常の治療に戻してもらうことにした。
(今は隔週、通常は週一、週一、週一休みのサイクル)
もう少し、頑張ってみようかと・・・
自分はどう生きていきたいのか、何処まで治療するのか、
治療が不可能になったら、どういう気持ちでいられるのか、
昨日は、点滴を打ちながら考えていた。
結論は出ない。