いたーい(>_<)
今日は鞍製作の日。新しい道具が登場しました。その名も”backing awl”です。刃先が緩やかに曲がっていて、革にすくうように穴を開けるために使います。今回は、前回まで縫い合せていた小あおり革の裏に↑のように穴を開けていきました。革の厚さの半分の深さを通るように、グリグリ動かしながら開けていきます。なかなかうまく穴が開きません。。。懇親の力を込めてグリグリしてると、いやな予感が。。。
革が裂けました。そして、左手にぐさっ!
ギャー(>_<)
刃先はそんなに尖ってないので、傷はそこまで深くないのですが、かなり力を込めていたので打身のようになってしまいました。いたーい。じんじんする(T_T)。
先生のMarkは、
5年以内にTetanus(破傷風)の予防接種を受けてなかったら、あごの骨が固まって口が開かなくなるかもよー。
って脅すし。確かに長い間、いろんな革の穴を開けるために使われてきた道具だから、きれいではないよね。うーん。Top upすべき?
10年前に犬に噛まれて打って以来、予防接種を受けていないけれど、怪我もしたけれど、僕は元気だけどね。
だって。まあ、1日様子を見て気になれば病院で打ってもらおうかなあ。
そうそう、その続き。下のように、裏地?にあたる革と縫い合せていきます。さっき苦労して開けた穴を利用して。ただ、開けた穴は真っすぐではないので、←のように、小あおり革を曲げながら針を通すのだけれど、これがまたうまくいかない。曲げる角度が合えば、すーっと通るのに、通らない時は頑として通ってくれない。しばらく格闘し、どうしてもできないから、
Mark!!!
先生登場。2目くらい縫ってもらったけど、とっても素直に針が通るのです。なんでーっ!!!
だってプロだもん(*^_^*)ほっほっほっ
そりゃーそうです。職人さんですもの。鞍職人への道のりは遠し(゜.゜)。