赤ちゃん出来ちゃったんだって!

 

思ってもいなかった発言に私は、後ろ首から何かが抜けてしまったようにその場でしゃがみ込んでしまった。。。

 

部屋の中に入って行く勇気もなく、崩れてしまった私……。

 

夫に引っ張られ、駅へと戻される私……。

 

 

「離婚……して欲しい……。」コーヒーを飲みながら話す夫

「男としてけじめをつけたい」そう話す夫

 

私の頭の中は 真っ白 であった。

言葉の代わりに目から涙が流れていった。

 

「信頼」していた夫が、不倫をしていた。

信じていたのに、裏切っていたなんて。

子育てが落ち着いたら夫婦でいろんな所に行こうねって話してたのに。

ずっと隣りにいてくれるのが当たり前だと思っていたのに。

 

目の前に座って視線を逸らしている「夫」……。

無言で泣く私……。

 

衝撃な事実を知ってしまった私は顔面蒼白であったが

最後まで感情的になることはなかった。

キィィーーーーー!!! っとヒステリックになったら 自分を見失ったら

なんか さらにみじめになりそうな気がして……。

 

 

 つーか、なんか冷静だった。他人の不倫話を聞いている様に

 

離婚はしません。

子供達はどうするのですか?

中高と多感な時期に必要なのは父親ですよ。

子供達に男としてのけじめはないのですか?

親としての責任を果たしてください。。

 

この言葉を口に出すのがやっとでした。。。

 

すると 夫……。

「そうだよね……。」

 

不倫相手と別れる と発言した夫……。

 

夫と分かれて帰路に帰る途中、

駅前の高架橋の上でボーっと車の流れを見ながら……。

ここから飛び降りたら一瞬で終わるかな……。

痛いかな……。

両手を付いて下を覗く……。

飛び降りる前に、「怖い」が先に出た。。。。。