フランス語に加えてドイツ語も学び直しています。

フランス滞在は2年弱でしたが、ドイツには

4年間滞在しました。

東西冷戦中の西ドイツ•フランクフルトです。


1989年11月のベルリンの壁崩壊のニュースは、

ロサンゼルスでTVにかじりついて見ていました。


        (日経新聞より)

        (壁崩壊の翌日  ウィキペディアより)

ドイツ語の学習は、フランス語と同じく
「NHKまいにちドイツ語(応用編)」を
ペースメーカーにしています。

この講座は、ベルリンのポットキャスト番組を
素材として、ベルリンの今の話題を現地の
言葉でそのまま(スピードも😅)伝えてくれます。

その中から面白そうな話題を適宜紹介します。
今回は、ベルリンの壁は崩壊したものの、
東西の線引きは未だはっきりと残っている、
という話題です。

それは街灯です。
ベルリンには22万5千本の街灯がありますが、
宇宙から眺めると東側はオレンジ色に、
西側は白く見えるそうです。

旧東ベルリンはナトリウム電灯が中心で、
オレンジ色に見えます。
旧西ベルリンは統一前はガス灯が主流でしたが
統一後は蛍光灯に切り替えられ白っぽく
見えます。

戦後著しい復興を遂げた西側がなぜガス灯
だったのでしょうか?

統一前のベルリンの地図です。

                             (日経新聞より)

周囲を東ドイツに囲まれた西ベルリンは、西ドイツから輸入している電気をいつ東ドイツから
止められるかわかりません。

そのリスクを回避するために、西ベルリンで採掘
される石炭を利用してガス灯を採用したのです。

今でも、2万1千本ほどのガス灯が明かりをつけています。
ガス灯の色は、黄色がかった白色です。

今日では、東西ともにLEDへの切り替えが進んで
います。宇宙からの眺めも、いずれ白一色に
なることでしょう。

同じように、未だ残る経済格差、差別的偏見
も早く消え去ることを望むばかりです。

        (日経新聞より)
ロンドン滞在中に、ベルリンマラソンに参加して
初めて自由なブランデンブルグ門を
くぐり感動しました🎵

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