居ても立っても居られなくなる時がある。
急に、とある場所に行きたくなる時だ。
もう、そこから呼ばれているとしか思えない時が… 


引っ越した時から行きたかった場所、それは自分の生まれた場所ハイハイ静岡県の伊豆半島。

以前もそこへ行った時の事をブログに書いた。
もう2年も前の事。思えばあの時も突然だった。

今のところへ引っ越ししてから、前よりも近くなった。
東海道線に乗り、直通がくれば1時間20分くらい。
会社に通勤していた頃とあまり変わらないくらいの時間で行けるのだ。


引っ越ししてすぐに行けなかったのは会社が忙しかったせいもあるが、3月末に退職してからも、以前も行った事があるせいか、行く事を先延ばしにしていた。

しかし今日は午後になってから突然出かける事になった。
もっと一日ゆっくり出来る日に行けば良いのに、と思いながらも、どうしても行かずにはいられない心境になった。

退職してからやりたい事が多すぎて、体調的にも体力的にもまだ本調子ではないので、判断に迷った時は、立ち止まってやめようと決めてみた。

今日は晴れているのに、何故か朝から体調が悪くて、電車の中で具合悪くなったら嫌だなぁと思い判断に迷ったので、行くのをやめようとしたのに、それでも行くって、本当に土地に呼ばれているとしか思えなかったニヤニヤ

まもなく目指す駅に近づいて来た時の電車の車窓キラキラ

海沿いなので、海がずっと見えてる音符


駅に着き、歩いて5分の所に私の生まれた産婦人科がある。個人経営の産婦人科で、まだある事が嬉しい立ち上がる

その建物を確認しながら、自分が生まれた時の頃に思いを馳せた。


そこからまた5分、私の生まれた時のお宮参りの神社に到着⛩️




高台にあるので、すごく急な階段。

この階段に来るまでも急な坂を登ってきている状態泣き笑いさらにこの階段は左に曲がってまだ登るのだ。

体調あまり良くないから大変だけど、頑張って登る。

神様、来ましたよ歩く







神社の境内から、海を臨むキラキラ

すごい高台でしょうビックリマーク

キレイラブ登ってきた甲斐がありますウインク


高台を別のルートで降りて下山。

その坂道は、降りるのも、かなりゆっくりでないと降りられないほどの傾斜。なのに車が登ってくるからびっくり!坂の道の脇には住宅もある。

高台は不便だけれど、眺めが良いんだろうなぁ。



ここまで歩いてだいぶ体調良くなってきたので、

もっと血流を良くしたくて、地元の温泉をネットで探すとたくさん温泉の公衆浴場があった。

その中でも「湯川弁天の湯」が気になり行ってみた。


地元のおばさま、おばあさま達がいらして、皆さま明るく「こんにちは」と挨拶していて楽しそう。

私も元気に挨拶したら「お嬢さん、どこからいらしたの。ゆっくりして行ってね」と声かけてもらって。

「私、もう50代なんです」と答えて(笑)

「私この土地で生まれたんです。4歳までしかいなかったんですが、今日は懐かしくて訪れて、自分の生まれた時お宮参りした神社にお参りにきました。それで初めてここのお湯に来たんです。いいお湯ですね。

日帰りなので、残念ながらゆっくりは出来ないんですが」と。

「まぁまぁ、それはそれは。今度は旦那さんとゆっくり来て泊まりなさいね。

そしてまたここに住んだらいいわ。」と明るいおばあさま。

「ホント、住みたいですウインク」(笑)


脱衣所で、他にも2人のおばさまが一緒に話し聞いてくださって。暖かい方々で嬉しかったおねがい





温泉からすぐの海を少しだけ見て、時間ないので足早に駅に戻り、1時間に2本しかない電車に乗り隣り駅へ。

そこは私が生まれた時に住んでいた家がある場所。

ここで、今日は土地に歓迎されているんだ、と思う出来事に遭遇するイエローハーツ


2年前に来て、行くまでの道はバッチリ覚えた。

3歳4歳って、自分1人で駅までは歩かないから、その当時の記憶では、道はわからない。

でも遊んでいた公園などは思い出せるのは不思議。

今回は道がわかるので、スタスタと歩いて到着。

平屋の借家。もう空き家になっているが、まだ取り壊されてはいなかった。

カーテンがないから、窓から中が覗ける。

3歳くらいに思いを馳せる。

もう昔を思い出しても辛くないから「私、ここで暮らしてたんだなぁ」と明るく部屋を見つめた。


急に、ポツンポツンと雫が降ってきた。

あ、雨だ。晴れているのに、雨。

その雨、不思議なくらい優しい雨。

まるで「お帰り」と言ってくれているみたいラブラブ


あまり長く空き家をじっと覗いているのも、誰かが見たら不審に思われるかもしれないと、おなごり惜しくもそこを離れた。




道を少し登ると海が見える。

そして、昔、お寺の前にあったブランコが見たくて、お寺に行った。




この階段を登ると、門の手前に何故かブランコがある。

ここで、昔、私は遊んだのだ。



まずはお地蔵さまにご挨拶




そしてその横にブランコ桜



2年前に来たときは、ネットが張ってあって、ブランコ自体には触れられなかった。

今回は封印が解かれるように、ネットが落ちて入れるようになっていた。


このブランコを見ると前は辛かった。

2年前は、小さい時の自分に「大丈夫だよ。あなたは49歳まで生きてるから。辛い事があっても何があっても大丈夫だから」と伝えてと、ブランコの外側のポールに触って祈ったくらいだった。


でも今回は辛い思いは一つも起きなかった。

懐かしいブランコに触れてみた。

さすがにブランコには座らなかったが、ブランコの台座に足を踏み入れてみた。


その時、何かを取り戻せた気がした乙女のトキメキ

時間を取り戻したのか、目には見えない置き忘れた何かを取り戻したのかはわからないが…




お寺を後にして、坂を下る。

車が道を登って来たので、端に避けようとした時、空を見て驚いたキラキラびっくり


なんと虹が出ていたのだ虹





ああ、さっきの雨だあの優しい雨ハートのバルーン

あの一瞬の雨で、虹が出たんだわ虹

もう感動おねがいキラキラ


すごく土地に歓迎してもらえた気がしたお願い


見るのが遅かったせいか、少し消えかかっていたが、でも端と端はしっかり見えた虹


虹なんて、めったに見ない。

いつぶりなんだろう見たのは目がハート



これからは、第二の人生のスタートウインク

第二の人生のスタートを、生まれ時に住んでいた場所で、虹で祝ってもらえた感じがしたキラキラ



神様、ありがとうございます。

見えない存在達、そしてここまでご縁があった方々、ありがとうございますラブラブ


そしてこれからもよろしくお願いします流れ星



これからは、迷ったら前に進もうっと(笑)

いや、迷う迷わないではなくて、行く時は行くんだわ〜。

多分私、性格的に「突然」が大好きうお座牛



今日は、行けて本当に良かったラブ