河津桜からの〜生まれ故郷へ①

それは急な思いつきだった。

自分が生まれた時に住んでいた町に行ってみようと…

2月末の日曜日。

私は、あのギックリ腰から約2週間経っていて、運動不足を解消したくて、とにかく歩きたかった。

しかし近所を歩くのは、もう知っている景色なので、リフレッシュにならず、たまたま数日前にネットで「河津桜🌸」を見て、急に行きたくなり、行くことにした

河津桜、本当はもう何年も何年も前から、見に行ってみたかった桜🌸

夫は、桜にあまり興味がないので、誰か友人と行こうかな、と思っていた。

そうすると、桜の開花のタイミングで、お互いの予定を合わせたりするのは大変だなあと思い、その事を誰かに話す事もなく、計画もせずにいた。

（そんなこんなしている間に、コロナ禍になり、友人と行くという事も出来ずの世の中となり…）

しかし、1人で行こうとすれば、いつだって、急にだって、自分のタイミングで行けるのだなあ、と改めて思った

その日は、朝早く出て、8：40頃、河津駅に着いた。

自宅からは、約2時間40分くらい。

新横浜から熱海までは新幹線で、熱海から、河津までは、各駅停車で。

2月末なのに、もう春爛漫だった

菜の花もキレイ

今年は寒いので、まだ満開ではないとの事だったが、それでも、桜のトンネルは出来ていて、美しかった

川沿いをずっと歩いて、海も見た。

〈河津浜海岸〉

本当に久々の海

海から引き返して、そしてまた桜

1時間くらい歩いて、今度は山側のへ向かう川沿いを歩こうと思ったが、さすがにギックリ腰の後遺症で、もう腰がビリビリして、しんどくなってきた（なんとたった1時間で‼️）

川沿いは、屋台は色々出ているのだが、お店がない。

なので、お店を求めて河津駅に戻ってきたら、ちょうど「伊豆の踊子号」の特急が着いたらしく、駅は大量の人で溢れていた

腰かけて休む所もないなあ、と思い、数少ない電車なのに、タイミング良く各駅停車の電車が来る時間だったので、もう帰る事にした。

遠くまできたのに、1時間ちょっとで帰る。

なんだかもったいない気もしたが、朝で人も少ない時に、河津桜を堪能出来たので、それで良しとする事にした

若い時のように、はりきって行こう！みたいな体力はないし。

そしてギックリ腰の後だし、とにかく無理はやめようと。

しかしこの後、私はさらなる旅に出てしまう事に❗️

それは、この電車の途中で、私の生まれた時に住んでいた駅に、突然降りる事に

長くなるので、次のブログにわけます。

〈次へ〉

※ 余談

熱海駅から伊東駅に着き、乗り換えた時に乗った電車。伊豆急行「キンメ電車」と書いてあった。

一瞬、この電車は別料金いるの⁉️と思ったが、各駅停車だから、別料金もかからず、さらに自由席。乗っててとっても楽しい電車でした

↑赤い電車に、キンメ鯛が一列に泳いでいるように描かれている！

↑窓に向かって座席があるの

座席にも魚が！キンメ鯛の柄

↑「稲取キンメ」の説明と、つるし雛。

つるし雛（雛のつるし飾り）は、静岡県賀茂郡東伊豆町稲取が、発祥の地との事。

（ちょうどお雛様の節句の前でした）

車窓。海がキレイ

↓終点の「伊豆高原」駅にて

「キンメ電車」伊豆急って書いてある

今回、〈キンメ電車〉の乗車時間、伊東→伊豆高原「25分」。

あ〜、出来れば、この電車で河津駅まで行きたかった〜。もっと乗っていたかったな

でも、この車両に巡り合って、たまたま乗れたのはラッキーでした

〈続く〉