子供の頃、若い頃、親の価値観と一緒になろうと、必死に頑張っていたっけ。


そうしなければ、自分の存在が認められないと思ってた。
決してそんなことはないのにね。


親の価値観が全てで、狭い視野の中で生きてた。
いつも自分はダメな存在で、ダメじゃない自分になろうと、必死だった。



今、やっと思うのは、完璧でない自分はダメだと、何故あんなにも思い込んでいたのか⁉︎


人にはそれぞれ、生まれ持ったスペックや、性格や体型や外見がある。
それを私は受け入れられなかったんだね。

自分でないものになろうと努力していた。
そして人にあって自分にないものを嘆いていた。

それでも、親の望むものになろうと、葛藤しながらも、努力した。

実は私は、気力が強かったのかもしれない。
葛藤に寄る体調不良も、基本的には、全ては気合いで乗り越えてきた。


胃腸が弱くて、大学に入学以降、今日に至るまで、胃が痛いのには、悩まされてきた。
急性胃炎で、夜中に、激激痛で、もがき苦しんだ事も、何度もある。

でも、それでも、自分を騙し騙し、会社には通ってたし、おかげ様で、入院のような病気や怪我は、大人になってからはした事がない。


けれども、大病をしなかったのは有難いことだが、身体が動かなくなるという自分を顧みるチャンスがなくて、
だからこそ、私は自分の親に合わせてきた価値観から、この40代後半になるまで、なかなか逃がれられなかった。


前回のブログを書いた直後、突然、ギックリ腰に、初めてなった滝汗

最初何が起きたのか、良くわからなかった。
夜で、しかも次の日は、三連休明けの仕事。
絶対休むわけにはいかないのに、横になるのもやっと。
寝ながら、少しでも動くと激痛で、涙が出てきた。


ただ事ではないと、感じたが、翌朝、着替えるのも、やっとなのに、どうにか会社へ向かった。
電車の中で、立っていたら、電車が大きく揺れるたびに、腰に響いて、激痛で涙が出てきた。


もう、やっとこ、会社にたどり着いたけれど、今度はオフィスの椅子に座るのも痛くて(涙)


上司の方や、同僚の方々に、すぐに病院に行かなきゃダメよ、仕事してる場合じゃないと言われて、
女性の社員の方の肩を借りて、会社内にある、診療所の整形外科に行き、受診した。
レントゲンを撮るも、何故かレントゲンの画像不鮮明で、痛みの原因を特定出来ず、急性腰痛炎の疑い、で、コルセットと痛み止めの薬を、処方された。


そのまま、仕事を続ける予定だったが、「帰った方がいい」と皆さまに早退を勧められた。
なんでこんなに1番忙しい連休明けに、私はこんな事になって働けなくなったのだろうと、皆さまに申し訳なく、
しかし座っている事も出来ないくらいなので、これ以上、いる方がご迷惑なので、帰る事にした。

コルセットと痛み止めのおかげで、どうにか家には無事にたどり着けて、ホッとした。


しかし痛み止めだけでは、完全に痛みは消えないし、ずっと痛みが緩和されるわけではない。
なので、座るのも痛いし、横になるのも辛い。
立っているしかないのだけど、ずっと立っているのも辛い。
帰っても、腰が辛いことには変わりなかったが、その日は安静を第一にした。


腰はかなめ。
本当に、腰をやられると、日常生活が送れない。
その事が、よーくわかった。

かがめないから、物取ったりするのも、辛い。
2、3日がピークと、お医者様に言われたので、とにかく日にちが過ぎるのを待った。

翌日は、テレワークだったので、電車の揺れにさらされる事がなかったので、助かった。
翌々日は、出勤で、電車乗れるかな、と少し不安がよぎったが、身体を動かさないと治らない気がしたので、リハビリの為に、会社へ行った。

4日目の夜に、今までの動かなさがウソのように、動けるようになってきた。
日薬とは、この事。日々、良くなってくる。


ギックリ腰をしてから、今日で1週間。
腰を痛めて、「生き方を変えないと」と、心から思った。

今までは、なんでも自分でやってしまおうと、ぱぱっと動いていた事が、何も出来ない。
夫に、こういう風に家事をやって欲しいと、初めて色々頼めた。
(頼まないと、腰の痛みで、家事が全くできなくなったので悲しい


夫に「あなたは、今まで胃の痛みでは、どんなに痛くても、生き方を変えられなかったから、今回初めてギックリ腰になって、本当に生き方を変えるようにと、気付きをもらったんだね」と言われた。


全くもってその通りで、このギックリ腰は、悪い知らせではなくて、
今後の人生を変えるきっかけとなる、
良い兆しなのだと思う。


その後、腰が良くなるにつれ思うのは、
自分が、いかに、一人力んで人生を送っていたかという事。

腰に力が入らなくなって、今までのように、なんでも、自分自身で、がむしゃらにやる事が出来ないので、
余計な事はせずに、最小限の事だけをする事を、考えるようになった。

そして、今までは、人に助けを求めるのが苦手で、だからこそなんでも自分でやろうとしていたのだが、腰が痛くて動けなかった時、
夫に家事を助けてもらい、会社でも、同僚の方々に、助けて頂いた。

今までは、自分は人を助けるのは好きなのに、
自分が助けてもらうという事になると、何故か罪悪感がわくので、助けを求められないし、助けてもらいたくなかった。
が、今回は、人の助けは、有り難く受けよう、と素直に思えたので、自分が変わった事に、驚いたびっくり

助けて頂いて、本当に感謝。
ありがとうございますおねがい


色々変化が起きてきて、
身体が、だんだん緩んでいくのを感じた。立ち上がる
身体が緩んでいくと、心もほぐれていくように感じるお願い
それが嬉しいラブラブ


もう力めない(笑)


身体の力を抜いて生きるようになれば、
それだけで、人生が変わってくる‼️


さようなら、力み過ぎていた過去の私ビックリマーク