最近、診察内容おさぼりしてましたけど・・・今回は免疫抑制剤も始まったことだし、記録として残さなきゃ!!ってことで、久々に(#^^#)

では行きます!!

「お変わりない?なんか・・・顔が元気そう!!」と、主治医。

もうバレテマシタ(笑)

「うん!今日この後、お楽しみがあるの(^^♪」

「そうなの?(笑)いいですね~」

「うん、ナオトに会いに行くの♪」

「え?今日これから?」

「うん!名古屋に来てるから、だから今日は夕方の診察じゃなくてよかった~~って思った(笑)」

「そっか(笑)じゃ、ささっと終わらせて~

「いやいや、ささっとじゃくて!!先生に会うのも楽しみなんだから~(笑)」

「笑笑・・・気を使ってくれて申し訳ない(笑)」

「病院が楽しみ!!ってのは…だけど、診察はちゃんとしないとね!」

「えっと、検査結果・・・アルブミンがちょっと下がってて・・・前4.2からの今回3.9なんで大きくは問題ないけど様子見かな。」

「いいんかな?浮腫みはやっぱりあるんだけど・・・足とか、指とか。朝方よりも夕方。蛋白は出てないと思うんだけど」

「前回、腎機能の数値クレアチニンが上がってはいたんだけど、元には戻ってて良かった。この原因が何か?って言われると、はっきりは分からないけれど、まぁOK!!他も順調。浮腫みの原因は薬が水分を体に引きつけちゃうので、水分がたまりやすくなってる可能性が高いかな。ステロイドのせいと思っていいかな。」

「食事とかは・・・?」

「食事に関しては何とも言えんけど・・・まぁ○○さんはしっかりしてるんで・・・大丈夫とは思てるんで…って前提で話してる。」

「まぁ~きっちりではないけどね、家では抑えてるつもりだけど、出る機会が増えたから・・・。ラーメンをがっつり!!とかは全くしてないけどね」

「ま、それがずっと続かなければ、悪い事じゃないし、適度に日常生活楽しんで、病気の治療もしっかりするのが一番大切なんでたまにはいいです。」

「・・・週一・・・くらい(笑)」

「笑笑~週一の破目の外し具合によるけど・・。」

「いやいや、そんなぁ~ランチ行くくらい」

「それくらいならね(笑)」

「昨日も行ったけど(笑)でも、外に出た方が気が紛れるというか、すっきりするし、疲れはするけど。前みたいに気分が悶々としたり、落ちたり・・・とういうのは減ったよね。」

「いろんなバランス考えるとその方がいいと思うよ。
そうすると・・・このあたりからミゾリビン併用してみましょうか。」

「うん・・・。のがいいんですよね?」

「たぶん・・何も考えずにステロイドだけで引っ張っていくと、今の状態で行くと再発はあると思う。で、選択肢が二つあって、ステロイドを今ぐらいの量で長く飲むってのも一つだけど、やっぱりお若いっってことで、骨の問題、色んな合併症とか…考えると、おすすめはできないので、ミゾリビンにしましょっか。免疫抑制剤の中では、一番副作用が少ない・・・どおしよっかなぁ?オーソドックスな飲み方にしましょっか?」

「オーソドックスな飲み方と、そうじゃないのがあるの?」

「うん、オーソドックスじゃない方が薬の数も減るし、よく効くのかな?って印象があるんだけど、オーソドックスな方でやってみて、うまくいかなかった場合オーソドックスじゃない方をやってみて、安定したらオーソドックスじゃない方でやっていくって考え方にしましょっか?」

「え?オーソドックスじゃない方が薬が効くか?効かんか?って事?」

「うん。効く効かないって事と、薬の量が違ってくるから。」

「絶対に効くか?効かんか?な違い?」

「あ、オーソドックスな方でやっても、効かない人は効かないし、そうじゃない方でやっても効かない人もいる。ただ、オーソドックスな方で効かなくても、そうじゃない方でやって効いたのは、何度も経験してる。オーソドックスじゃない方のが薬の数としては減らせる、週に数錠だけどね。この薬は、前は朝昼晩三回1錠ずつだったけど、これだと血中濃度が全然上がらなくて、炎症の弱い病気だと効くけども、そうじゃないのはあんまり効かなくって、最近は朝1回3錠飲んでもらうってのが多くって、で、ある程度、血中濃度が上がる人には効くんだけど、それでもやっぱり効きが悪い人がいて、そういう人には1日6錠飲んでもらって、その代わり1日おきとか週に2回とかにして。で、これがオーソドックスじゃない方なんだけど、この方法が血中濃度も動きを見てると、この薬の理にかなっているんじゃないかなと思ってて、何名かの患者さんにこの方法でやってるけど・・・。○○さんの場合は、今は炎症がむちゃくちゃ強いわけではないから、最初からオーソドックスじゃない方を無理に試す必要はないんじゃないかなと思ってて、まずは一般的な方法でやってみて、安定していけば、オーソドックスじゃない方を考えてみるか、、またはオーソドックスな方で錠数を減らしてみるって事にしようかと。」

「錠数が少ない方が、オーソドックスじゃない方なんだね。。。」

「うん、例えば、毎日3錠飲むやり方と、週2日で1日6錠飲むやり方としたら、錠数は変わるよね?1日おきなら変わらんけど、週2にするなら変わる。」

「こっちのが効きやすいんだよね?」

「こっちのが、がっと血中濃度が上がってしっかりお薬が代謝されて、排泄される。でも人によっては血中濃度が上がりやすい人もいるから・・・。まぁ、腎機能が正常で血中濃度が高かった人は一度もなかったけど、最初から試す方法ではないかなと思う。」

「毎日飲んだ方が、副作用が出にくい?でもなく?」

「うん・・・、お薬の種類によっては一番血中濃度が高い時に副作用が出やすいのと、一番濃度が低い時に中途半端に体に残ってしまう時に出やすいのと2週類ある。ミゾリビンは高くても、比較的副作用は出にくいけど、低いところでだら~ってなってると出るかもしれない。そうすると、毎日飲む方がいいのか?週2とかで飲むのがいいのか?ってのは代謝によってずいぶん変わって来る。腎機能がちゃんとある方が血中濃度が低いところから上がるのは1例もないし、飲み合わせとか悪くなければ、いいと思うから、毎日だらっと飲むよりも、2,3日あけて飲む方がいいんじゃないかなとは思うけど・・・。完解導入じゃなく、完解維持を目指すので、そこまで血中濃度を上げなくてもいいんじゃないかと思う。ま、結果として錠数が多くなるってジレンマはあるんやけども。。。」

「そうだよね?錠数が多くなると・・・金額高くなるし(-_-;)」

「そう!そうなの。この薬の最大?のネックはお薬の値段があがるってことなん。だから最初はそこでやってみるけど、ぼちぼち減らしていこうとは思ってる。」

「そうしたら、減らしたら減らしたで、プレドニンも減ってたら…再発もあるかも?だよね。。。」

「一番ダメなんは、だらだらと今の状態を繰り返すことだからね。
で、プレディニン(ミゾリビンの薬名)1日1回3錠(150mg)を朝一回、プレドニンは12.5→10㎎に減らして、あとはそのままで。
正直、150㎎だったら、そうそう血中濃度は狂わんと思うけど、1回血中濃度をちゃんと狂ってないかの血液検査をして見させてもらいたい。それは飲む前の血中濃度が低い時で薬が0に近い状態に消えてるかと、飲んでから2時間後、3時間後の一番血中濃度の立ち上がりが高い時で、ちゃんと薬が効くところまで上がってるかを調べないと、薬の効きがわかんなくて、その日は申し訳ないけど、1日3回血液検査させてもらう。薬飲まんと病院に来てもらって、採血して、薬飲んでから2時間、3時間後に採血。血中濃度がだいたい2~3時間後にピークになることはわかってるから。
診察は2週間後でこの検査は4週間後・・・・うん・・・1週間でだいたい血中濃度にばらつきがなくなるって言われてるから、2週間後でやってみようかな?」

助手さんが「採血3回戦だね!!」って笑うし~~。
なんてったって看護師さん泣かせの血管なんで(;´∀`)

「そんな感じにしましょっか・・・。で?今日は名古屋何時?」って(笑)

「今日?あぁ5時半に栄のラシックってわかる?」

「あぁ、よくラジオで言ってる・・・」

「そ!ZIP FMのラジオの公開生放送でガラス張りのスタジオでナオトが見れるの♪」

「あ~はいはい!なんか・・楽しそうだね!!やっぱファンの人ってそういう情報どっから仕入れるの?HPとか?」

「HPもだけど、たまたまお友達がラジオ聴いてて、ナオト出るよ!!って教えてくれて、日程見たら診察や~~ん!!って思ったけど、午前中だったからよかった!って思って~」

「笑笑、よかった!午前中で行けて~(笑)」

「こういう楽しみがあると、元気でいられるよね?やっぱり・・・」

「うん!○○さん、今日はとってもニヤニヤしてて嬉しそうにしてるのが印象的だった。」

「ニヤニヤしてる?いつも元気じゃないんかな?やっぱり。。」

「まぁ、治療も順調に来てるし、ステロイドも10㎎まで減ったし、問題もあんまりないのでね」

「え~。ミゾリビン飲むことで、何か気をつけることって・・・」

「基本的にはあんまりないけど、薬の飲み合わせとか・・・。もしどっかの病院で急にかかることがあるとしたら伝えてもらう事と、今まで通りに感染予防に気を付けて。うがい、手洗い、一般的な予防すればいいよ。」

「え・・・今はマスクしてないよ・・・15㎎くらからは・・・。」

「(笑)、そんなむちゃくちゃ閉鎖的なところじゃなければね・・・。うがい手洗いはしっかりね!また最近、ウイルス感染流行ってるみたいだから・・・」

「あぁMARSとか?韓国の・・・」

「MARSもね・・・きっとそのうち、日本にも来そうだけどね。」

「あ!うちの父、先週カンボジアに行ってて、安いので行ったから韓国経由で・・・。大丈夫だったみたいだけど、空港は厳しかったって!」


「外国帰りの人が救急で来ると、みんな緊張するって言ってるけど、飛沫感染なんで一般的な感染予防とマスクで防げるから。」

「だから先生、マスクしてるの?」

「う~ん、こういう時期だから、患者さんに病院来て風邪うつしたらダメかと思ってのエチケットだけど。」

「先生も、風邪ひきやすいし?もらいやすいしね?(笑)」

「最近は調子いいよ!」

「いいの?元気?(笑)」

「うん!元気!大丈夫大丈夫!!」

「先生も、今日は顔が元気そう~(笑)」

「笑笑~大丈夫です(笑)」



って感じで診察終了です。


いまだに・・・

ミゾリビンの飲み方で、オーソドックスな飲み方と、オーソドックスじゃない方の飲み方で、主治医がオーソドックスな飲み方を選択した意図が分かり切ってはいないのですが、要は代謝は人それぞれなんで、どの量で血中濃度が上がるのか?上がりやすい体質なのか?を知るために血中検査しての判断ってことなんだよな?って理解しました。
上がり過ぎてもいけないから、妥当な線から始めて・・・ってのは、主治医らしい選択だなとは思いました。攻めるタイプではないからね?

これだけ話聞いたら、飲む量も少なくて、明らかに効きやすいって方をなぜ選択しないんか?とは思いますけどね・・・。


この辺りのお話、分かる方いらっしゃれば、教えて頂けるとありがたいです。。。