やっと涼しくなった。やれやれだ。。
明け方は寒いくらいで窓を閉め布団を着た。秋がやっと来たのかな。
いつの間にか部屋の奥まで朝日が差し込むようになった。着実に太陽高度は下がってきた。寒くなるのは太陽高度が下がり日の当たる時間が短くなるからだが部屋の奥まで陽が入るから昼中は暖かい。太陽の動きに合わせて暮らすことが日本では当たり前だったが昨今は無視されることも珍しくなくなった。縁側で日向ぼっこするなんてシーンは今の家では無理、今になると子供のころ当たり前だった中と外の間にあいまいな空間がある日本の伝統的なつくりが懐かしい。
洋間が当たり前になった今貴重なスペースを縁側に使うのは考えにくい。建具や暖冷房など性能向上が空間の質を変えた。無駄な場所ではなかった縁側の役目は終わったのだ。無くなってみて気づくことかも。
今の子供たちにはこの伝統は伝わらないかもしれない。ちょっと残念だがもう元には戻らないかな。