14日4時43分ふたご座で新月を迎えます。
この新月は、夏至に向かい
ろ過装置を通過するような新月です。
ここまでに出現しているものごと、人間関係などが
今の現状や自分自身とひとつの結合、分離をし
そこからさらにろ過フィルターを通過し、
純度の高い本質的な要素が雫となり
夏至ゲートを通過していきます。
結合したものはフィルターを通過し、
分離したものはフィルターをつうかしません。
夏至はたましいの器の植え替えタイミング。
本質的要素（エッセンス）は
植え替え先へ”雫となって落ちます”。
ここで「落ちる」という言葉を使っているのは、
「重力」に従い落ちるようなもので
それは、葉に溜まった雫が落ちるように自然な力です。
落ちたエッセンスは
今後の庭造り、器づくり、行動に方向性を与えたり、
新たな可能性をしめすでしょう。
それは、次のやぎ座満月で
所属するソウルグループの活動を決定していきます。
ここで現れる本質的要素は、
わたしたちの行動の動機になるものです。
ふたご座のエリアはたましいの「成長」のエリア。
これまでの次元と新しい次元、２つの次元が出会い、
２つの次元が切磋琢磨しながら「そろって」いきます。
ちょうどふたご座の神話を作る
双子の兄弟カストルとポルックスの冒険のように。
そこには、様々な葛藤、ストレスもありますが
新たな喜びや発見があります。
それは、現実的には
人との出会いや新たな学習、旅などで起こってきます。
ここまで成長した枝葉に風が入り、
日の当たらなかった部分に日があたるような作用です。
日の当たらなかった部分に日があたることは
喜びでもあり、時にストレス（刺激）でもあるものです。
そして、そろった２つの次元は
器の植え替えの導き役
になっていきます。
それがここでいう
エッセンス
です。
今回の新月は、
新たなエッセンスの誕生の新月です。
ふたご座の導きは、
行動し体験をしめしていく導きです。
この新月は、
今後の行動や体験を導くエッセンスが雫となる新月。
その「エッセンス」が具体的になんであるか
知ろうとしないでください。（笑）
マインドでそれを理解するのは、後からでしょう。
しかし、この新月から今月末まで訪れるインスピレーションは
あなたを導いているものである可能性が高いです。
そのインスピレーションがたとえ
まやかしであろうと真実であろうと関係ありません。
それを信じると決めた自分自身に
真実が宿ります。
いつも導きの灯は
自分自身にあります。
それは、嵐の日に現れるセントエルモの火のようなものかもしれません。
セントエルモの火とカストル、ポルックスのお話は明日UPしますね。
導きの火は、いつも熱く燃え盛っているわけではありません。
自分自身の火が
どのような性質を持つか
知ることも大切でしょう。
導きのエッセンスは静かなこともあります。
ワクワクさせるばかりがエッセンスではありません。
ふたご座新月。
ろ過装置を通過する自分自身に耳を澄まして。
