根源セミナー
どちらからも共に発信しておりますけれど、
「いのち」について
お話しさせていただきます。
わたしたちの滞在次元は
二元性を超えています。
闇があるから光りがある。
光りがあるから闇がある。
という概念の世界は古い世界になります。
この概念は
「観察者」から見た時の世界になります。
つまり、観察者と観察する対象物に対して
「距離」「分離」がある状態です。
光りを見ている(体験している)わたし=OK
闇を見ている(体験している)わたし=ダメ
という世界です。
現在の次元は「ワンネス」次元に入っているので
観察者と対象物の距離はありません。
すべてが今ここにあります。
今こことは「点」ではありません。
すべてを含む空間になります。
わたしが、それをもし言葉にするなら
「いのち」という言葉を使います。
いのちは、光も闇も含みますが
それを「分ける」ことはありません。
ただそれだけが存在し、
そこに「善悪の判断」はありません。
ただ、そこに存在することが実現されると
世界を見ている自分から
世界そのものである自分になります。
そうすると
今まで自分の外側にあったと思うものが
すべて自分にあるため
外側に求めることがなく
ただこの自分を表現していくことに
意識が転換します。
「いのち」そのものの純粋さで
生きるようになります。
それでいて、観察者の自分も同時に存在し
無意識的ではありません。
光、闇という概念から完全に自由なのです。
光りに振り回されることも
闇に振り回されることもありません。
ひとつでいながら
すべての境界線がはっきりしています。
「引き寄せる」必要もありません。
それは、「悪」が許されている世界でもありません。
「悪」という概念そのものがありません。
「悪」がつけいる隙もありません。
それは、これまでの概念ではイメージできない世界かもしれません。