11月も半ばになると、お茶畑がちらほらと白くなります。
よ〜く見ると•••


お茶の花が開花してます。


お茶はツバキ科の植物。椿や山茶花などと同じ仲間です。
ですので椿のような花を咲かせます。

お茶畑の茶の木は穫りやすいように低木に仕立ててありますが、野生(或いは野生化した木)のものはなんと!7mにもなるそうです。

花後には実がなります。


こんなふうに3〜4つの部屋を持つ実が成り、それぞれに1つずつ種が入ります。

花後と言いましたが•••実が熟するのは翌年9月頃!種が熟すのに実に時間がかかるものですね。
熟すと実が割れて•••


このように種だけコロンと下に落ちます。

子供の頃、通学路傍にはお茶畑が広がってました。帰り道、お茶の実を拾って集めて友達と投げ合って遊びましたね。



富士山も冬バージョンに衣替え。

本日は二十四節気の小雪。

いよいよ冬の到来です。


(追記)

本記事を投稿後、写真を撮った茶畑がなんとなんと!伐採、整地されてしまいました😲

お茶農家も高齢化が進み、管理維持が大変なんですね。寂しいですがこれも現実です。