〽富士の白雪ぁノーエ…白雪ぁ朝日で溶ける

 溶けて流れてノーエ…流れて三島に注ぐ


三島の民謡、「農兵節」の一節です。ルンルン

三島は富士の湧水が滾々と湧き出る水の都です。うお座 町の至るところで清らかな湧水が湧き出ています。

およそ1万年前〜8000年前に度々噴火した富士山は大量の溶岩を流出しましたが、その一つが三島駅南に達した「三島溶岩」で、三島駅前に広がる「楽寿園」内にその露頭を見ることができます。

その三島溶岩の末端より湧き出した富士山の地下水が三島駅南や清水町に広がる三島湧水群です。🏞️

暑い一日、隣町の清水町に通院で訪れたついでに、涼を求めてその湧水の一つ、「源兵衛川」を辿ってみることにしました。あしあと

まずはその起点である「小浜池」のある楽寿園を訪ねてみました。


楽寿園は三島市の公営公園、遊園地、動物園です。古くは小浜山と呼ばれ、三嶋大社別当、浅間神社、広瀬神社の社寺域でありましたが、小松宮彰仁親王、韓国世子李垠の別邸を経て昭和27年に三島市が買い上げ、現在の楽寿園が開園しました。

園内には三島溶岩の地形を生かした庭園や小規模の遊園地、動物園などもあり、三島市民の憩いの場ともなっております。

入園料は個人¥300 団体¥270(30名以上)

以下の条件に当てはまる方は無料になります。

  • 15歳未満の方
  • 学生証を提示された学生の方
  • 三島市内在住の70歳以上の方(市内在住と年齢を証明するものをご提示ください)
  • 障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方とその付添者1名(窓口にて手帳をご提示ください)
  • 事前に減免申請をした特別支援学校、介護福祉施設のグループ入園等

(楽寿園ホームページより抜粋)


開園時間、休園日は以下の通りとなります

開園時間
4月~10月 9時00分~17時00分(最終入園16時30分)
11月~3月 9時00分~16時30分(最終入園16時00分)

休園日
毎週月曜日(月曜が祝日や振替休日の場合はその翌日が休園日)
年末年始(12月27日~1月2日)


(同じく楽寿園ホームページより抜粋)


それでは早速行ってみましょう。




自然林が涼しい!爆笑


園内には「動物広場」というちょっとした動物園もあります。かつてはゾウやキリンなどの大型の動物も飼育されていたそうです。ゾウ






自然林とはいえ、庭園ですので、樹木にはそれぞれ名札がつけられています。そんななかにその木に因んだ短歌が添えられているものがありました。万葉集でしょうか?



小浜池方面に歩いていくと、三島市立郷土資料館があります。閲覧はなんと無料!びっくり ここには古墳もあったということで、館外には出土品の石棺などもありました。
本日は通院のついででもあり、源兵衛川を辿るという趣旨だったので、中には入りませんでした。
そして、郷土資料館の先に何やら育成中のものが・・・🌱




どうやら大量の菊鉢のようです。色んな種類がありました。晩秋には見事に咲いた菊鉢がお目見えするかもしれません。🌼



菊鉢から目を先にやると・・・🤩




びっくりC58だー!思わず吸い寄せられる様に・・・




ん〜見事な動輪😍
運転室をみたり、まわりをぐるぐる・・・しばしみとれてました。


名残惜しくもSLをあとにすると、池がありました。すずめケ池、みどりケ池、あやめケ池です。



中洲?にカモが・・・涼しそう。



池に別れを告げ、歩いていくと・・・小浜池に到着。



小浜池は国指定の天然記念物で、溶岩の隙間から流れ出る湧水で毎日水位が変化していますが、近年はほぼ渇水状態が続いていました。
しかし・・・昨年、59年振りに過去最高水位の217センチに達し、満水状態に。
今年も満水状態を保ち、この日は172センチでした(7/24現在は165センチ)


小浜池の水は流れ出て境川、源兵衛川の流れとなります。


ここから源兵衛川が始まります。川に沿って遊歩道が整備されています。では、いよいよ源兵衛川をたどってみましょう。


・・・と言うところでしたが・・・にわかに天候が急変。雷雷が鳴り、涼しい風が吹いてきました。🍃箱根から富士山方面には今にも降ってきそうな真っ黒い雲が・・・ガーン 傘も持ってきていませんし、残念ですが今回はここまでといたします。

(車に辿り着いた頃、滝のような雨が降ってきました。間一髪セーフでしたε=( ̄。 ̄;)


次回(恐らく再来月)此処から源兵衛川を辿ってみたいと思います。