シチズン クリスタルセブン 43石 修理 オーバーホール Cal.5204 | フジヤマ時計店 時計修理職人の日記 腕

シチズン クリスタルセブン 43石 修理 オーバーホール Cal.5204

今回はシチズン クリスタルセブンの修理 オーバーホールです。

まず、クリスタルセブンは、1965年に製造開始しますが、わずか、一年で100万個のミリオンセラーを達成します。43石については、数が少なく、なかなか目にすることは少ないですが、この固体は、大切に扱われてきたものと思います。

そもそも、シチズンの52系の機械は、よく高級機に使用されていますが、自動巻きの巻き上げ機構が、重くなっているものが多いですが、これは、メンテナンスを怠ったことが、原因と思われます。定期的にメンテナンスすることで簡単に防げることなのですが、巻上げが重いものが多いです。

機械式時計は定期的メンテナンスが必要ですが、特に注意してほしいのは、不具合を生じてからでは、修復は、困難になることです。市場でレアと呼ばれる物やアンティークウオッチは部品の供給も少なく、メーカーですら、完全に戻すことは困難で、時には、修理不可で返却されてしまいます。

時計を修理していて、思うことは、壊れてから持ってこられるお客様が、多いことです。使用していておかしいなと思ったら、一度専門店さんに持っていかれることをお勧めします。

 

 

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