FUJIYAMAめだかです
以前からご紹介している
メダカの産卵床「ころたまボール」ですが
その良さから自分はもちろん
多くのプロの方々にも愛用されています
実は先日、仲間からDIYで作ったという
手作りの似たモノを貰ったのですが…(笑)
本家さくらめだかさんの
ころたまボールとは全然違ったので
少しご紹介したいと思います
※自分は取扱店ですが、この記事は取扱店というよりも個人的なブログで、決してDIYを否定するモノではありません。
今回の記事は
ノウハウをバラしてしまうみたいで
マズいかな…と思い、さくらめだかさんに
一度この記事を見ていただきましたが
快く承諾をいただけました
(さくらめだかさんありがとうございます)
まず、下の写真は
左が仲間がころたまボールに似せて
DIYで作った手作り品で
右側は本家のころたまボールです
この状態だと殆ど見分けはつきませんが
触ったらスグに違いがわかります(笑)
使用した生地も持ってきてくれたので
見せてもらいましたが
一つは百均の生地↓で
一つはAm●zonで買った
海外製の生地↓との事でした
写真で見ると違いがわかりにくいのですが
頻繁に触ってる自分にはスグに違いが
わかりました
簡単に言うと百均や海外製の生地は弱く
耐久性がありません
ころたまボールは卵を採る時や
洗う時にモミモミするのですが…
→ころたまボールの使い方(必見です(笑))
まずは同じように
手作り品をモミモミしてみました
モミモミ…
で、続いては本家のころたまボールを
モミモミ…
すると！
本家ころたまボールの方は元のままですが
手作り品の方は元に戻らず
小さいままです
メダカは、ころたまボールの
隙間に潜り込んで卵を産みつけるので
こうなると良さは半減です
仲間が持ってきてくれた生地は
かなり安いそうですが
さくらめだかさんは
耐久性も含めた品質に物凄くこだわり
色々な材料を吟味した中で
最終的に今の国産の高い材料を
使用しているとの事なので
その違いは他にも出てきます
次にそれぞれの生地を引っ張ってみます
こんな感じにグニューってすると…
百均や海外製の材料は元に戻りません
比較すると↓こんな感じですが
もちろん一番下の材料が
本家ころたまボールです
そうなんです
(なにが？(笑))
(なにが？(笑))一見同じように見えても
材料の腰の強さ？が全然違うんです
百均や海外製のを端まで伸ばしたら
↓糸になりました(笑)
ころたまボールには苔もつきやすいので
水の中でもみ洗いをしたり
ジェット噴射で洗浄しますが
ころたまボールはその辺も考慮されていて
シッカリとした作りになっています
モミモミして小さくなってしまった
手作り品を戻そうと引っ張っていて
気付きましたが…こんな感じに
摘まんだり捩ったりすると…
戻りません
ころたまボールは…
もちろん大丈夫です
しかも海外製の生地は弱いのか…
色々やってたら、こんなにゴミが…
メダカが食べてしまったら…
大変ですね
生地の拡大写真を見れば
その違いが一目でわかるのですが…
それは流石にマズいかな…？と思い
自粛しました(笑)
でも、ご自身でDIYするときには
その辺を考慮した生地をチョイスすると
良いモノが出来ると思います
…と、色々とご紹介しましたが
何が言いたいかと言いますと…
個人的(取扱い店としてではなく)には
メダカは趣味なので、楽しくやる事が一番で
産卵床作りも個人で楽しむ分には
全然良いと思ってます
(さくらめだかさんもそう仰ってます)
ただ、さくらめだかさんが
試行錯誤し作られたころたまボールには
今回ご紹介した事以外にも
様々な工夫がなされています
一番最初に書いた通り
DIYを否定するものではありませんが
現在多く見かける「よく似た手作り品」は
上記のような弱点もあり
それが本物のころたまボールの
実力だと思われては
試行錯誤し一生懸命作られている
さくらめだかさんが気の毒だな…と思い
今回ご紹介させてもらいました
あえて手作り品を持ってきてくれた
仲間にも感謝です(笑)
(今回の記事の了解は得ています)
)以上
本物のころたまボールと比較
でした
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