FUJIYAMAめだかです
アクアリウム関係のブログを見ていると
時々「タニシがゼリー状の卵を産んだ」
というような記事を見かけます
タニシは…
タマゴを…
産みません…
タニシは稚貝を直接産むのです…
ヒメタニシについて→コチラ
それはスネールですよ!!!
早く駆除しないと大変な事になりますよ!
…と、叫びたくなりますが
自分が嫌っているだけで
誰しもが嫌いとは限らないか…と思い
「それはサカマキガイですよ~
結構爆発的に殖えて困ったりもするので
一応調べてみて下さいね~」
と、さり気なくコメントをしていくのですが
我が家では本当に困っています
何となくお気づきだとは思いますが
かなり古くからいる外来種です
原産はヨーロッパとか北米とか言われてます。
貝の巻き方が通常の貝類とは逆巻きなので
サカマキガイ(逆巻貝)という名がありますが
スネールと呼ばれる事が多いです
スネールとは英語のsnailからきていて
snailは巻き貝という意味なので
合っているのですが…
通常アクアリウムでスネールと呼ぶときは
「厄介者(迷惑)な貝」
「意図せず侵入した貝」
的な意味合いで呼ばれています
他にはコザラガイやヒラマキガイなども
スネールと呼ばれています
サカマキガイは水槽のゴキブリ…
と呼ばれるほど繁殖力が強く
雌雄同体の貝なので2匹いれば
確実に殖えていきます
1匹で自家受精する事もあるようです
大抵、侵入経路は
ホテイアオイなどの水草だったりするので
水草を買った時には隅々まで
よ~くチェックして
稚貝や卵も見逃さない事が大切です
↓卵はこんな感じのゼリー状です↓
水草が売っている水槽に
サカマキガイが一匹でもいたら
要注意です(笑)
成長速度も早いので
水草を買ったら一度別の容器で
数週間様子を見た方が無難だと思います
何故ここまで嫌うのかと言うと…
我が家でも困っているからです
写真は越冬あけに全部水を抜いて
リセットした水槽ですが…
拡大すると…
と思うとゾッとしますよね
この水槽は徹底的に洗い
水槽も数日間天日干しして
駆除出来ました
駆除にはアベニーパファーやプレコを使う…
という方法もあるようですが
メダカと一緒に飼うには不向きなので
我が家では発見次第
指でプチプチしています
酸性の環境では殖えにくいようです
(何か良い駆除方法があったら教えて下さい)
ちなみに…
このサカマキガイは…
メダカの卵を食べます
(潰してるのかもしれませんが)
実験してみたのですが…
メダカの卵が100個ほどついた産卵床と
サカマキガイの卵がついた水草を
NVボックス#13の中に入れ
ついでにサカマキガイも投入し
2週間様子を見たのですが…
なんと孵化したメダカはたった1匹で
おびただしい数のスネールが
産卵床を覆い尽くしていました
我が家では産卵床を複数入れているので
同じ日に同じ容器から取った産卵床を
実験容器の隣で普通に孵化させましたが
そちらはたくさん孵化してきたので
スネールが悪さしたのは
間違いなさそうです
スネールはスネールで
一生懸命生きているので
人様の都合で申し訳ないのですが
自分は見つけ次第プチプチします
サカマキガイを
プチプチするかしないか…
それはアナタ次第ですが…
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