【道具との距離感】 | ふじやまのぼるのブログ

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きっかけは突然〜
クレー射撃をはじめたのです


大阪なおみ選手、グランドスラム制覇。
凄いことをやってしまいましたね。

もっと凄いことは、使用しているラケットはなんと市販品。スペシャルオーダー品ではないのです。

一般的に道具を使うスポーツは道具を体の一部にしてしまうほど練習をしていく訳ですが、道具が自身に会わなければ道具を替えて行くしかないという事になる訳です。 

射撃の場合も銃が射撃スタイルに合わない場合や体格に合わなければカスタマイズして行くのも良いでしょう。
ただ、銃をカスタマイズするという事はこれまで練習したことを一度切り捨てる事にもなる訳です。

私個人としてはスタンダードモデルの銃でしたら最初の3年は絶対に銃を変更してはいけないと思っています。当然モンテカルロ銃床やハイリブなどもNGですね。
それから、アベレージ20以下のシューターに最新の銃や可動式銃床を勧める銃砲店とは距離を置くべきと考えています。それだけ投資できるのならもっと練習するべきなのです。

アベレージ20以上の安定感の向こう側になにか見つかることが必ず出て来ます。
それは【基本姿勢】なのです。
アベレージ20以上になると必ずと言って良いのですが基本を見直す時が来ます。
この基本を見直す時に銃をカスタマイズしていると基本が分からなくなりますので伸び代も無くなります。

結局、基本練習が全てであり、道具は市販品でも良いという事なのです。