【作用角と銃身バランス】 | ふじやまのぼるのブログ

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きっかけは突然〜
クレー射撃をはじめたのです

久しぶりの投稿です♪
最近は自身の射撃理論の細かい調整や確認をしています。

最近射場で、右利きの場合、右のクレーが中らないと言う人に出会います。色々な要素は有りますが基礎的な話をしたいと思います。

この話は既に8割シューター以上の方でないと分からない話かも知れません、ビギナーの方はこの話の後半を参考にして下さいね。

射撃スタイルは人それぞれ、これについては異論はありません。体系や骨格、銃の種類によって様々な要因があるからです。
ただ、どんな場合も基本から逸脱しては最高の結果は期待できないのもまた事実。

8割シューターでも基礎に立ち返る勇気が必要です。
今回、射場でよくお見かけする【やってはいけないこと】についてお話しします。

射撃の作用角について、
公式セットは左右最大45度の放出角となります、つまりシューターは90度程度の有効射撃角を持っていないといけません。

何となく考えてみて下さい
据銃した際、既にスタンスは45度右にとっている訳ですから、上半身は右に90度、左に0度のスイング位置となるのです。

この感覚♪

既に右にとって据銃していると、左クレーが難しく右クレーは自身の正面に来るのですから簡単になりそうなのに、右クレーが難しい。

何故なのか?

わかりますか?

大半の原因は正面立ちです。
おそらく、据銃時のスタンス(上半身の角度)が45度以下なのではないかと思います。
射場でも40度を超える据銃人は少数で、30度前後の射手が圧倒的に多いですね。
これは、正面で目視してクレーを追いたい意識以外に、銃身を持つ左手の位置も大きく関係しています。
 
この左手は銃身バランスと密接に関係していますし、肩付、頬付けの位置も関係しています。

正面立ちの弊害の簡単な確認方法です。
射場で据銃練習で真正面立ちして据銃して左にゆっくりスイングして下さい、意外と出来ると感じるはずです。
次に右にゆっくりスイングして下さい、意外とできた気がするはずです。
しかし、右にスイングするときは左手が邪魔をして途中からスウェーしてしまいます。つまり、正面立ちして据銃すると右にはスイングできないのです。


正しい据銃を身につけるには、正しい角度と正しい重心点、そして正確な回転軸が必要なのです。

クレー射撃の作用角90度、これは自身の45度が基準になる事が大切なのです。

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左手、頬付けの位置を少し前にすること、
結果的に肩付位置はマスターアイの真後ろに来る感覚が大切です♪

この感覚!

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