進捗11911 | ザ・不二家

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不二家のチョコレート箱にガの幼虫、卵 昨年10月、旭川でも  2007/01/19 07:04 【旭川】旭川市内のスーパーで昨年十月に販売された大手菓子メーカー「不二家」のチョコレート製品にガの卵と幼虫が混入していたことが十八日、分かった。不二家は「工場の製造ラインで混入したと思われる」として同月中に購入者に謝罪したが、同一製品の回収は行わず、保健所にも届け出ていなかった。  同市内の男性(53)が昨年十月十八日、不二家のチョコレート菓子「B(ビィ)」を購入。菓子箱の中から体長約一センチの生きている虫一匹と数十個の粒、綿毛のような白い糸が見つかり、スーパーに通報。翌日、同店が不二家に連絡し、一週間後に同社の社員が男性に調査報告書を持参した。  報告書によると、菓子は昨年七月十日に神奈川県平塚市の平塚工場で製造された。虫はノシメマダラメイガの幼虫で「製造工程のうち台紙詰めから自動包装機までの間に成虫が箱の中に侵入し、製品に卵を産みつけ、ふ化したものと推測される」と説明している。  同社は異物混入の事実経過を旭川市保健所や平塚保健所に報告せず、製品の自主回収も行わなかった。「健康への危害が確認されず、回収や公表をする必要がないと判断した」としている。  購入した男性は「発表しないのかと問いただしたが何も答えてくれず、対応が不誠実だと感じた」と話している。