1969年、ジ・アニマルズを解散したエリック・バードンがカリフォルニアで結成した彼等は、アメリカ西海岸を拠点に活動を開始します。

1970年、多様な人種で構成された彼等は、様々なジャンルを融合させた独自のファンク・ミュージックを生み出し、デビュー・シングルが全米3位を記録するヒットとなって、注目を集めることとなるのでした。

そんなわけで、今日の一枚はこちら↓
M1:オール・デイ・ミュージック
M2:暗闇へつっ走れ
M3:世界はゲットーだ!
M4:シスコ・キッド
M5:ジプシー・マン
M6:ミー・アンド・ベイビー・ブラザー
M7:サザン・パート・オブ・テキサス 
M8:仲間よ目をさませ!
M9:ロー・ライダー
M10:サマー

1976年に発表された、全米6位を記録した彼等にとって初のコンピレーション・アルバム、ウォーの『凱旋の歌〜ウォー・グレーテスト・ヒット』です。

このアルバムは、バートン脱退後にリリースされたシングル曲を時系列に編集したグレイテスト・ヒッツ・アルバムで、全米R&Bチャートでは12位を記録しています。

6thシングルのM3は、ヴェトナム戦争や公民権運動を時代背景に、抑圧された状況や社会の不平等、閉鎖的な環境を、“ゲットー”に例えたメッセージソングで、7thシングルのM4は、1950年代に放送されていたTVドラマに登場する主人公をテーマした作品で、キャリアハイとなる全米2位を記録、カナダでは1位を獲得しました。

また、このアルバムからシングルカットされた新曲のM10(c/wはM1)は、全米7位、全米R&Bチャートでは4位を記録して、全米イージーリスニングチャートでは1位を獲得しています。

そして、1970年代後半のディスコ・ブームの到来と共に、多くのソウル・ミュージシャン同様に彼等も精彩を欠いていきますが、ブームの終焉が来ると、彼等は再び脚光を浴びることになるのでした。

このアルバムは、最盛期のファンキーな彼等を体感できる入門盤として最適な一枚です。