1959年に結成された彼等は、本国アメリカではサーフ・サウンドの元祖とされていて、日本においては、ビートルズと並んで、日本のポップスやロックに多大な影響を与えたバンドとされています。

彼等は、1960年に発表されたデビュー・アルバムが全米11位を記録して、その後も短期間にアルバムを発表し続けていきますが、日本で人気が出たのは、1965年にアウトロノウツ等とのパッケージ・ツアーとして来日した2度目の公演からでした。

そんなわけで、今日の一枚はこちら↓
M1:楽しい橇すべり
M2:チラホラ雪が降ってくる(グリーン・スリーヴス)
M3:サンタが街にやってくる
M4:ジングル・ベル
M5:ジングル・ベル・ロック
M6:シルヴァー・ベルズ
M7:赤鼻のトナカイ
M8:フロスティー・ザ・スノウマン
M9:スクルージおじさん
M10:ブルー・クリスマス
M11:楽しいクリスマス
M12:ホワイト・クリスマス
M13:赤鼻のトナカイ (別テイク) ※
M14:ラスト・クリスマス ※

1965年に発表された、全米9位を記録した彼等の17thスタジオ・アルバム、ザ・ヴェンチャーズの『ヴェンチャーズ・イン・クリスマス(ヴェンチャーズのクリスマス・パーティー)』です。

本国アメリカでは“サーフ・サウンド”の元祖とされる彼等にとって初のクリスマス・アルバムとなるこのアルバムは、1963年に発表した9thアルバム『テルスター』以来の全米トップ10入りを果たすヒット・アルバムとなりました。

因みに、米英でリリースされたオリジナル盤のジャケット・カヴァーはこちら↓
そして、 ※印は、2012年に再発された際のボーナス・トラックで、M14は、2007年にレコーディングされた‘ワム!’のカヴァーで、刷新されたジャケット・カヴァーはこちら↓

“青い空と碧い海”というイメージの彼等によるこのアルバムは、ちょっと違う雰囲気でクリスマスを過ごせるような一枚です。