誠実な職務執行 ④ | 藤さん、藤原義正のブログ

誠実な職務執行 ④

藤原義正です。


こんばんは。



今日の新聞を読むと、小渕前経産相の政治資金・松島前法相の「うちわ配布」による辞任が大きく報道され、大きな問題として責任を追及する姿勢がありありですが、政治資金の問題は格別、「うちわ」については、諸外国の方々や「うちわ」に関してあまり有価物性や投票への動機を感じない人は、どのように思って読まれたでしょうか。


昨日も書かせて頂きましたが、うちわの有価物性や違法性はどれほどのものなのでしょうか。




Twitterに、政治家や政党が配布した「うちわ」の写真が投稿されていましたので、参考までに貼付します。


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野党各党も、責任追及にやる気満々のようですが、どうか臨時国会を召集した目的達成を第一に、国民からの負託を第一義に考えた行動を執って頂きたいと思います。


こんなことしてる場合じゃないでしょう。


本気で考えられてるから、2閣僚は辞任され、安倍総理も陳謝されたのではありませんか?


刑事事件ということになれば、さらなる責任の取り方も辞されないのではないでしょうか。


それくらい国を思う気持ちが強いと思います。


責任追及は、大事な審議・議決が終わってから、やって下さい。


その際は、政治資金問題は菅直人氏や前原誠司氏ら韓国人献金をはじめとして、うちわについては民主党のものも含め全ての関係者のものも、必ず問題として下さい。


そして、刑事事件となるものは、事件化を図って下さい。


今はまず、天下国家のことを第一義として、自らの職責を果たして下さい。


そうされれば、国民は納得します。





さて、昨日の「誠実な職務執行 ③(http://ameblo.jp/fujiwarayoshimasa/entry-11941613815.html )」に続き、書かせて頂きます。


ジュオンとコスモエースが、自己破産手続き開始を発表したのは平成22年11月30日。


その直後に、広島銀行がグリーンケミカルの土地(庄原市が売った庄原工業団地。買戻し特約有)に根抵当権を設定しています(http://ameblo.jp/fujiwarayoshimasa/entry-10802239218.html )。


広島銀行とすれば、破産財団から優先的に弁済を受けるために当然のことをされたまでだと思いますが、この当時、庄原市は補助金の回収や買戻し特約のある本件土地につき、どう考えられ、どう動かれていたのでしょうか(議会答弁や先日の新聞記事等から判断すれば、何も行われていないようですが)。


また、グリーンケミカルは、広島銀行から本件土地を根抵当として、繰り返し借り入れができるようにしていたのを、庄原市は把握していたのでしょうか。


それまでに、日本政策金融公庫による土地・建物への極度額3億円の根抵当権設定や、機械設備を担保に7億2千万円の融資を受けることを認めていたのですから、会社の資金繰りや経営状況がどんなものか容易に把握できたと思いますし、製造目的物を何度も変更することを認め、何一つ成果物を生産していないことも認めていたわけですから、その執行務は、本来行うべきことを全く行っておらず、重大な過失・怠りがあったといわざるを得ないと思います。


重大な過失・怠りというよりも、違法といえるかも知れません。


そして、補助金という財産の一方的給付(贈与)なので、より厳格な仕事をしなければならなかったと思いますが、やられていないので、納税者に対する重大な背信行為であると思います。


今日は、このあたりで。


続きは、また書かせて頂きます。


私が調査しているものは、キーワードを入れて検束して頂くと当該過去ログが出てきますので、ご遠慮なくご検索下さい。



皆様のご高見をお寄せ頂ければ幸甚です。