血税を大切にしていないことは明らか | 藤さん、藤原義正のブログ

血税を大切にしていないことは明らか

藤原義正です。

本日2通目のブログです。

中国新聞朝刊社会面に、グリーンケミカル不正受給事件の被疑者が別会社の見積書を使い3社の競争入札を偽装した疑いがあることが報道されています。

また、逮捕前に被疑者で同社社長西本清宏(敬称略)が、「入札していないのは庄原市も知っていた。会計検査のために(複数の)見積書があればいいと指導された」旨語り、庄原市はこの点を否定しているとも、報道されています。

真実はひとつですが、これではその解明は不可能であり、補助金適正化法違反として立件することは困難では…。

庄原市は、共同事業締結前から事業破綻に至るまで適正な執行務を行っておらず、破綻後も何もせず、何も明らかにしてきませんでしたので、血税を大切にしていないことは明白だと思います。

また、誠実でもない。

NHKの報道後に慌てふためいて、「市に落ち度はない。被害者だ」と主張して告訴しました。

しかし、真実はそうではないことが窺え始めました。

庄原市は本来為すべき執行務を行っていなかったことは認めていますが、さらに不適正な執行務が存在していたことが窺え始めました。

不正というのは、基本を遵守した適正な仕事がなされ、規律が保たれた職場では起こりにくいものであり、本件不正にも、それを惹起させる土壌があったように思えます。

誠実に精勤されている職員が多いと思いますが、組織の問題点が窺えます。

当然のことながら、組織運営にこそ大きな問題があると思います。

平成22年11月30日のジュオン・コスモエース破綻発表後に、西本兄弟を市民や市議会の前に出さなかったことも、その理由が判り始めたような気がします。