広島銀行が、グリーンケミカルの土地に根抵当権設定
藤原義正です。
本日2通目のブログです。
先般の「第5回庄原市とジュオンとの共同事業に関する調査特別委員会(http://ameblo.jp/fujiwarayoshimasa/entry-10796425991.html )」において、平山俊憲議員の「昨年12月に、地銀がグリーンケミカルの土地に根抵当権を設定している」との発言につき、登記簿で調べてきました。
結果は、平山議員が言われたとおりでした。
これまでのブログにより、グリーンケミカルの土地やコスモエースの建屋にを共同担保として、ジュオンとコスモエースが債務者として、日本政策金融公庫の極度額3億円の根抵当権を設定(http://ameblo.jp/fujiwarayoshimasa/entry-10736699009.html 、http://ameblo.jp/fujiwarayoshimasa/entry-10737653741.html )していること、さらには、庄原市の農林漁業振興補助金(農林水産省・地域バイオマス利活用交付金を庄原市が受け取り、そのまま補助金として交付)を活用して購入設置した機械設備を担保として、金融機関(情報公開を申請するも庄原市は非公開)から限度額7億2千万円(うち2億5千万円は運転資金)の融資を受けることを庄原市・農林水産省が承認していること(http://ameblo.jp/fujiwarayoshimasa/entry-10765260118.html )について、報告させて頂いていますが、前記グリーンケミカルの土地にさらに以下の根抵当権が設定されていました。
「所有権以外の権利に関する部分」の2項(項が赤い太字の部分)が、当該権利部分(ピンクの部分にあらず)です。
[土 地]
表題部
所在 庄原市是松町測清
地番 20番34
地目 雑種地
地積 68554㎡
原因 20番4から分筆
権利部(所有権に関する事項)
1 登記の目的 合併による所有権登記
平成6年3月30日
所有者 庄原市
2 登記の目的 所有権移転
平成21年1月20日売買(平成21年2月23日受付)
所有者 庄原市是松町20番4号 グリーンケミカル株式会社
2の付記1号 買戻特約
原因 平成21年1月20日特約(平成21年2月23日受付)
売買代金 金8821万8434円
契約費用 なし
期間 平成21年1月20日から10年間
買戻権者 庄原市
権利部(所有権以外の権利に関する事項)
1 登記の目的 根抵当権設定(平成21年1月18日受付)
原因 平成22年1月15日設定
極度額 金3億円
債務の範囲 証書貸付取引
債務者
広島市安佐南区祇園一丁目28番7号 株式会社ジュオン
東京都港区芝二丁目3番22号 株式会社コスモエース
根抵当権者
東京都千代田区大手町一丁目9番3号
株式会社日本政策金融公庫(取扱店 広島支店)
1の付記1号(平成22年5月24日付記)
1番根抵当権担保追加
共同担保
2 登記の目的 根抵当権設定(平成22年12月16日受付)
原因 平成22年12月16日設定
極度額 金5千万円
債務の範囲 銀行取引 手形債権 小切手債権
債務者
庄原市是松町20番4号 グリーンケミカル株式会社
根抵当権者
広島市中区紙屋町一丁目3番8号
株式会社広島銀行(取扱店 庄原支店)
以上です。
皆さん、ジュオンとコスモエースが業務休止と破産開始手続申立準備を発表したのが平成22年11月30日、滝口市長が市議会に説明したのが同年12月2日、小谷鶴義議員が12月議会一般質問で質したのが同年12月10日、以降調査特別委員会が5回に渡って開催されていますが、庄原市はこのようなことを説明されたのでしょうか。
私は、先般の平山議員の発言で端緒を得、本日初めて知りました。
庄原市は、何故隠すのでしょう。
既に庄原市の執行体制は「死に体」ですね。
市民の負託に全く応えていません。
市議会も、このままでいくと、極めて近い将来、そうなると思います。
庄原市民の皆さん、このようなことを黙って見ていては、さらに庄原市は奈落の底に落ちてしまいます。
執行者や市議会に、詳細な説明を求め、執行責任や監視責任を取ることを求めようではありませんか。
自ら責任を取る気はないようですから。
市民をなめきっています。