初めて会う人と食事に行く時に必ず聞くこと
「苦手な食べ物ってあります?」
昨日、妻の友人カップルと池袋でランチをした。
初めてお会いしたので、当然聞いた。
そこで思うことは「今の自分は本当の自分ですか?」ってこと。
実は‥…っていうほどの話でもないけんやけど、
わたス、ピーマンが嫌いネ。ごめんねピーマン(笑)
でも、嫌いだったのは21歳まで。
何で嫌いだったかといえば、味?色?匂い?‥…ではない
理由は「親父が嫌いだったから」
詳しくは覚えてないけど、親父がピーマンが食べてなかった(笑)
素直な子供の僕は親父に見習ってピーマンを食べなかった。
するとホントに苦い、青っぽい、臭いなと感じてきた。
で、時代は流れ21歳。
人生にガツンとやられ、
「まともなもん食べないといけないな」と思うようになった。
で、そう思うようになってからピーマンを食べるとても美味しかった。
母親や上の姉は昔から「美味しいよ」と言ってたけど、
信じてなかったし、実際に食べても美味しくなかった。
加えて、
ニンジン、キュウリ、グリーンピース、レバーなどを筆頭に
苦手な食べ物が無数にあったが、今では苦手な食べ物は一切なくなった。
「味覚が大人になっただけだよ~」とは言うけど、
実際は「思い込みがなくなっただけ」と思う。
食べ物の苦手意識は大概は「親や周りの影響」だと思う。
本人の意思なんて10%も無いんじゃないかな。
もちろん、アレルギーなど、特殊な事情は除く。
親が苦手なら子も苦手。
我が家の水回りで、時々見かけるゴキちゃんでも、
両親のどちらかがが苦手なら子も苦手。
両親が共に平気なら子供も平気。
食べ物に限らず、人間、仕事、自己実現 等。
今、あなたの苦手意識を作って、行動できないでいることの多くは、
親や小さい頃に育った環境。だと思う。
なので、世の中では、
「世間の常識を疑え!非常識が成功する!」とか言われているけど、
「本当に俺(私)はコレが苦手なんだろうか?」
と1度、自分の中の常識を疑ってみる方がいいんじゃないか。
「本当に苦手なんだろうか?単に食わず嫌いなだけじゃないのか?」
「本当に苦手なんだろうか?相手の価値観を認めてないだけじゃないのか?」
「本当に苦手なんだろうか?自分に自信がないだけじゃないのか?」
「本当に苦手なんだろうか?挑戦して失敗して人に笑われるのが怖いだけなんじゃないのか?」
自分の常識を疑って、自分のおかしい所が見えてきて、それを修正して‥…。
そして、苦手なことが1つ1つ減っていくごとに自分の人生が拓けていくと思う。
私のお決まりのパターン
「ピーマン(些細なこと)から人生論へ」
了