脚本家の橋田壽賀子氏が理事長を務める橋田文化財団が、
放送文化の振興および向上に大きく寄与した
テレビ番組や関係者を表彰する『第18回橋田賞』の授賞式が10日、
都内のホテルで行われた。
同賞には昨年10~12月に放送されたドラマ『JIN-仁-』(TBS系)と、
作品の主演である大沢たかお が選ばれ、
共演の綾瀬はるか も新人賞を受賞した。
8年ぶりのドラマ出演で高評価を得た大沢は「楽しさ、素晴らしさ、
影響力を改めて実感した。
嬉しくて、感激しています」と喜び、
綾瀬も「この賞を励みに精一杯頑張っていきたいと思います」
と笑顔をのぞかせた。
また、NHKドラマ『坂の上の雲』などに出演し
同賞を受賞した香川照之 は、橋田氏とテレビプロデューサー・
石井ふく子氏らに役者としてのキャリアを歩む
きっかけを与えられたということもあって
「本当に(賞を)もらう資格があるのか…」と終始、恐縮しっぱなし。
自身が役者経験を積む前に、石井氏の計らいで2か月間、
ドラマのAD修行をしたことを明かし、「あの時は、
泉ピン子さんに弁当を持って行ったり、収録が終わってからは
(スタッフから)説教されたり…本当に、人生はわかりませんね」
と感慨深げに語った。
これには、同日85歳の誕生日を迎えた橋田氏も「あの坊やが、
こんな立派な俳優になって…。お母様によろしくお伝えください」と、
実力派俳優へと大きく成長した香川の受賞に
心から嬉しそうな様子。これを受けて香川は「違う意味で泣きそうです!」
とコメントしてみせ、笑いを誘っていた。
そのほか同賞には天海祐希
、石坂浩二
が選ばれ、
作品部門では『ちい散歩』(テレビ朝日系)、
『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』(NHK)が受賞。
特別賞を若尾文子 、新人脚本賞佳作を石岡志勤の
『ハルノヤ!』が受賞している。
ORICON STYLE
俳優、大沢たかお(42)が10日、都内で行われた「第18回橋田賞」の授賞式に参加。昨秋放送のTBS系系主演ドラマ「JIN-仁-」の演技が評価され、橋田賞を受賞した。同作は8年ぶりの連続ドラマで「改めてテレビドラマのすばらしさ、難しさ、影響力、楽しさを実感した作品」としみじみ。ほかに香川照之(44)、天海祐希(42)、石坂浩二(68)が受賞。橋田賞新人賞は綾瀬はるか(25)が選ばれた。
主催者の脚本家・橋田壽賀子さん(85)は「実はドラマは見ていないけど、大沢さんすてきですね」とあいさつし、場内は大爆笑。大沢は「8年ぶりにテレビドラマに戻ってきてこの賞をいただけて興奮しています」。新人賞を受賞した綾瀬は「これを励みに一生懸命頑張ります」と初々しく語った。ほかに若尾文子、石坂浩二、香川照之、地井武男らが受賞した。
TBSドラマ「仁―JIN―」に主演し、受賞した大沢たかお(42)は「興奮して感激している」とあいさつ。「こんな賞をもらってくださって」という橋田氏に対し「また呼んでいただきたい」と答えた。
ほかに綾瀬はるか(25)香川照之(44)らが受賞
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