想像
少年は言った。
「僕だけ幸せになればいい。
他人なんてどうなってもかまわない」
想像してごらん
周りの全ての人間が
不幸な世界を
不幸な人は
笑うことも忘れ
下を向いているだろう。
そんな人たちが
おいしい食事を作ったり
楽しい本や音楽を
生み出せるだろうか?
不幸な人は
時に投げやりな態度で
罵倒を浴びせるかも知れない。
君が負った傷さえ
見て見ぬふりをするだろう。
そんな人たちに囲まれ
生き続ける。
それでも自分ひとりだけが
幸せでいられるだろうか?
想像してごらん
周りの全ての人間が
幸せな世界を
幸せな人は
笑顔の花を咲かせ
心を豊かにする物を
次々に生み出すだろう。
楽しい人と一緒なら
食事もおいしく感じるはずだ。
幸せな人は
君が困ったときには
優しく手を差し伸べ。
時には痛みさえ
分け合うだろう。
そんな人たちに囲まれ
生き続ける。
それでも自分ひとりだけが
不幸でいられるだろうか?
想像してごらん
大きなことなんて必要ない。
君はただ、隣の人を
笑顔にすればいい。
その笑顔が
幸せを生み。
やがてその幸せは
ふたりから3人、
10人から100人へ…
無限に広がって行く。
そしてある時。
君は気が付くのだ。
自分がすでに
たくさんの幸せを
もらっていることを
全ては繋がっている。
大きなことなんて必要ない。
君はただ、隣の人を
笑顔にすればいい。
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川
人間は
川のようだ。
大地から
湧き出した
全ての水は
美しく透明だった。
水は大地を流れ
川となり
他の川と交わり
混ざり合う。
川は
時に流れを変え
時に激しくうねり
時に深く淀み
時に濁りながら…
川は
少しずつ汚れ
カタチを変え
流れ続け
最後に
死という
大海へ
流れ着く。
壮大な大河
激流の渓谷
都会の川
いろんな川があるけど
僕がもし
川になれるなら
魚たちが
元気で自由に
泳ぎ回れる。
そんな川に
なりたい。
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