同級生にF田Kすけという人物がいました。※以下Kすけ
Kすけとは、小学校の同級生でもあります。
彼は小学校の校門近くに家があり、なぜかよくお金を持っていて
よく駄菓子を奢ってくれました。
しかし、Kすけは暴れん坊で小学校2年生で教師にほうきを持って襲いかかったりしていました。
Kすけは今でいうキレ症だったのです。
よく、喧嘩をしていました。鼻水もずっと垂れっぱなしの豪快な男でした。
そんな、彼が暴れると、なぜか違うクラスの自分に報告が来ます。
「とっさん!Kすけが、また暴れてる!」助けを無視出来るわけがございません。
授業中でも、なぜか誰かしら呼びに来ます(笑)
そして、恒例の藤波辰爾ばりのドロップキックを炸裂させるのです。
なぜ、先生までも公認だったのか良くわからない時代でした・・・。
で、小学校卒業後僕は違う区域に引っ越しをしたのでKすけとは別の中学に。
そして、高校に進学後なんと同じクラスにKすけがいるではないですか?
中学の時からボクシング部に入るのは決めていたのですが、ちょっと心細かったので
Kすけを、半ば強引に入部させました。
当時のボクシング部は1日で辞めて行った人間を含めると100人は入部したんじゃないでしょうか?
そうこうしてるうちに地獄の夏合宿が始まりました。
はっきりいって、部員を減らす合宿です。あんなもん(武元先生も事実を認めました)
地獄の朝練で、たま~にサッカーをする幸せな日があるんですが、Kすけは
下手過ぎて笑いを誘い武元賞のアイスクリームをGETしていました。
まぁそれが最初で最後の勲章だったのですが・・・。
ある日ボクシング部を辞めなければいけない事態がKすけを襲うのです。
練習後、大浴場でお風呂に入っているとKすけが堂々裸で浴場に入ってきました。
なにげなく彼に視線を向けるととんでもない事態が彼を襲っていたのです!
男性にある大事な二つの玉の一つが野球のボール程の大きさに膨れあがってました。
※(達磨大使のメイジュの玉説もあり)
その状態で、慌てるそぶりも見せず、タオルで隠すこともなく堂々と入浴に来たのです。
そりゃ、部員達は騒然となりますが、当の本人は何知らずの顔でした。
皆が病院に行けと言いましたが、合宿中です。電車に乗ってはいけません。
僕は部に誘った責任もあるので、男子校のオアシス!保健の先生の所に連れて行くことに強引に決めました。
もちろん保険の先生は困り果ててました(笑)医学書を見たりしてましたが・・・結局
予想どうり対応出来ないとのことで病院に行くことに・・・。
診察を終えて、合宿の方に戻ってきたのですがKすけに待っていた、武元監督の決断は・・・
戦力外通告でした。おしまい