それをきっかけに僕の中で小中学生以来のたまブームが来てます。
映画はバンドが解散してしまった後の3人(柳原さんは出てこなかった)の活動の様子とか、インタビューなどで構成されてました。
90年代初めの社会現象になった頃とか、アマチュア時代の話とか、面白いエピソードがいっぱいあったな。
あと、元々ソロアーティストが4人が集まって作ったバンドだけあって、ちょいちょいはさまれるソロのライブ映像が、どの人もやっぱり個性的で引き込まれました。
特にたまではベースを弾いていた、滝本さんにグッときました。滝本さんの曲は他の3人に比べると全体的に暗めで地味な印象を受けるんですが、コードの展開とか歌詞とかすごく"ゆがんでる"気がして、でもそれがなぜかとても心地良いんです。
残念ながらたまの音源を保管していたPCが2〜3年前に突然つぶれてしまって、音源はほとんどない状態です。
でもyoutubeで検索するとけっこうライブ映像とか出てくるので、今はそれを見たりしてます。
当たり前だけど80年代後半とは違う。えらい便利な時代。
がっつり聴いてた10代の頃より、大人になってまた違った角度から音に触れられるので、また新しい発見がたくさんあって新鮮です。
音源も廃盤になっていて入手困難なものもありますが、ちょこちょこ揃えていこかな。