ちょこちょこ自分でごはんを作ってます。
こないだ無性にかぼちゃのシチューが食べたくなり
生まれてはじめて、生のかぼちゃを買ってきました。
そして、いざ切ろうとしたところ…
固いのなんのって。
今まで調理後のものしか触ったことがなかったので、意外な事実を知ってびびる。
しかし、一瞬たじろいだものの
「これに負けたらシチューは作れん」
と意を決し、悪戦苦闘の末何とか切り終えました。
やぁ、あいつ。
ありえん固さですね。
完全になめてました。
正直。あいつのこと、今まであんまし好きやなかったんです。
なんか甘ったるいし、ねちゃねちゃしてるし。
でも、そのひとすじなわではいかん、ハードボイルドな一面を見て
「おお。なかなかやるやん」
と思ったわけです。
夕暮れの河川敷で殴り合ったあと、芝生に寝転がって言う
「お前、なかなかいいパンチもってんじゃん」
的な感じに近い、この感情。
まさかシチューを作る過程で、かぼちゃとの友情が芽生えるなんて思ってもみなかった。
野菜と人間が分かり合える。
料理っておもしろいなぁ。
※出来上がったシチュー。
あいつが、色あい的にも、味的にもいい仕事をしていた。やるやん。
さ。次はどの野菜と分かり合おうかな?
※ちなみに後で調べたら、かぼちゃは電子レンジでチンしたら、簡単に調理できるらしい。
あんな戦い、しなくてよかったんや(笑)