犬猫が慢性腎臓病になると
腎臓から尿毒素の排泄が
低下して
体の中に尿毒素が溜まって
いくんだけど
そうなると
神経や血流が障害されて
消化管の粘液の分泌が
低下したり
胃腸の動きが悪くなったりして
腸内環境が悪くなって
腸内細菌のバランスが崩れて
ディスバイオシスって言う
状態になっちゃう。
ディスバイオシスになると
腸の粘膜の壁が崩れて
腸内細菌が体の中に侵入したり
腸内細菌に分解される前の
タンパク質が体の中に
入ったりすると
炎症が起きてリーキーガット
って言う状態になる。
リーキーガットになると
炎症性サイトカインが
悪さして、腎臓が線維化して
腎臓が悪くなってしまう。
って言う悪循環になっちゃう。
この悪循環を断ち切るために
ディスバイオシスに対して
プレバイオティックスや
プロバイオティクスの
研究がいろいろされてる。
ア〇ディルって言う商品が
尿素窒素を栄養源として
利用できる3種の乳酸菌が
入っていて尿素窒素を
減らすことができるって
ことだけど
実際のデータとしては
尿素窒素が下がってる
データは得られていなくて
効果が出てない。
尿素窒素の値が下がらない
からと言って
ディスバイオシスが
よくなっていないわけじゃー
ないかもしれない。
ディスバイオシスは
よくなってるけど
尿素窒素の値は下がって
いないのかもしれない。
それは、わからない。
ぼくは、尿素窒素の値に
変化はなくても腸内環境は
整えた方がいいと思って
いるから
慢性腎臓病になったら
腸ケアはした方がいいと
思ってるいて
人で腎臓病の進行抑制の特許を
持っている乳酸菌を使ってみる。
ディスバイオシスやリーキーガット
になってるかは今のところ
動物じゃー検査してもわかないし
それがよくなってるかどうかも
わからない。
腸ケアしてよくなってるかどうか
信じるか信じないかは
ぼくら飼主次第。
って都市伝説かよ！草
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
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