動物にいけないものをいけないと
教えることはとっても難しい
無理だと思ってもらった方が
いいな。
先日、LINE@で飼主さんが
困ってることを聞いたんだけど
たくさん困ってることを
教えてもらった。
ありがとうございます。
具体的に困ってることが
・吠える
・鳴く
・噛む
・食糞
・異物接種
・散歩の時に引っ張る
・トイレを外でしかしない
・興奮しすぎる
・拾い食い
・不適切な排泄
・爪とぎ
この辺が多かった。
猫の飼主さんより
犬の飼主さんの方が
困ってることが多いね。
具体的な対処方法は
それぞれの性格や
家庭環境、
家族構成
犬種
どうやってしつけているのか
しつけ方法
などを詳しく診ないと
判断できないし
対応は違ってくるので、
しつけの話はLINE@で答えられる
ようなことじゃないので
どうしたらいいか教えてほしいと
切実なお願いもあったけど
お答えできなくてごめんなさい。
こうやってリアルに飼主さんが
どんなことで悩んでるか
聞くことができて
今回のセミナーの参考にもなるし
診察してる中での対応の参考にも
なるのでいいね。
よくあるのがいけないことを
いけないって教えてることが
あるんだけど
動物にいけないことをいけないと
教えるのはものすごく難しいのさ。
動物にいけないことをいけないと
教えることは無理だと思って
もらった方がいい。
具体的には
「靴下かじったらダメ」
「噛んだらダメ」
「引っ張っちゃダメ」
「吠えたらダメ」
「飛びかかったらダメ」
「ここで爪とぎしたらダメ」
などなど
「○○したらダメ」を
しつけで教えようと
してる人が多いんだけど
これは無理なんよね。
「これしちゃダメ」
「これしちゃダメって言ってるでしょ」
「なんでこんなことするの」
なんて言ってもわからないし
日本語を動物が理解できるとは
思えない。
せめて「ダメ」「いけない」
ぐらいは覚えると思うけど
「○○したらダメ」は難しい。
いけないこと
したらいけないこと
これしちゃダメ
なことを教えるより
いいことを褒める
いいことを教える方が
よっぽど効果があるし
覚えるのも早い
いけないことを教えるより
いいことを教える。
子供の教育と
動物のしつけは
よく似てるね。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
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