ステロイドの副作用による糖尿病 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

ステロイドの副作用で糖尿病に

なることがあるんだけど

 

 

人の方ではステロイドの副作用は

インスリン抵抗性によって糖尿病

になると言われてる。

 

 

インスリン抵抗性って言うのは

血液の中の糖は筋肉や脂肪に

糖は取り込まれるんだけど

 

 

ステロイドを長期間飲んでると

インスリンの効きが悪くなって

 

 

血液の中にインスリンが出てても

脂肪や筋肉に糖が取り込まれなく

なっちゃう。

 

 

血液の中の糖が吸収されずに

糖がいっぱい残ってる状態になる

から

 

 

膵臓が頑張ってインスリンを

いっぱい出すけどそれでも血糖値が

高い状態が続いちゃう。

 

 

その状態がずっと続くと

インスリンも出なくなってきて

どんどん血糖値が上がってしまう

状態になって

 

 

2型糖尿病と言われる病気に

なるんだ。

 

 

犬猫が一緒かどうかはまだ

わかってないんだけど、

 

 

ステロイドを長く使いすぎて

糖尿病になることはあるから

同じような状況が起こるんじゃ

ないかと言われてる。

 

 

犬猫の糖尿病の治療は今のところ

インスリンの注射が必要なんだ。

 

 

内服薬や食事療法だけで治療が

できていない現状がある。

 

 

犬猫が糖尿病になったら毎日

インスリンを打ってもらわないと

いけないんだ。

 

 

皮膚病でステロイドを使うことは

少なくなってきたけど

 

 

免疫病の治療は今だステロイドを

使うことが多いから

 

 

ステロイドを長く使う必要が

あるときは注意が必要だね。

 

 

 

 

●自分が所属しているペットの健康を守る会の有志の先生方と本を書きました。

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